「相棒season19」最終エピソードキーパーソン、出雲麗音役・篠原ゆき子インタビュー

2021/03/17 08:30 配信

ドラマ インタビュー

「相棒season19」に出演している出雲麗音役・篠原ゆき子へインタビューを実施!(C)テレビ朝日

相棒season19」(毎週水曜夜9:00‐9:54※最終回は夜9:00‐10:24、テレビ朝日系)は、3月10日に放送された「暗殺者への招待」より続くストーリーで、17日(水)に最終回を迎える。「暗殺者への招待」は、今シリーズの第1・2話「プレゼンス」から連なるもの。白バイ隊員・出雲麗音(篠原ゆき子)が銃撃された事件の首謀者でありながら、罪をまぬがれたIT長者・加西周明(石丸幹二)をめぐる警察・政府関係者の陰謀が描かれ、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が再び真相究明に挑む。

最終回放送を前に、事件の被害者という立場に乗じて捜査一課に異動した、相棒シリーズ新メンバー、出雲麗音役の篠原に取材した。

【写真を見る】どこか表情が硬いように見える出雲麗音(篠原ゆき子)(C)テレビ朝日

――まずは、「相棒season19」の撮影を終えられて、率直な感想をお聞かせください。

クランクアップは、特命係のセットでの撮影でしたが、「カット」の声がかかった瞬間にまぶしい安堵と寂しさが一気に押し寄せました。それと同時に水谷さんと反町さんとスタッフさんたちの笑顔が目に入ってきて、思わず涙があふれました。ジェットコースターのような、あっという間の、最高の7カ月間でした。

――篠原さんの初登場となった第1話、最初に台本を目にした際のことをお聞かせください。

まずは相棒っぽいインパクト大の「出雲麗音」という役名がうれしくて、台本を開いた途端ニヤニヤしてしまいました。そして、白バイ警官、銃撃、捜査一課などなど、目に飛び込んでくる全てのキーワードに胸が躍りました。今まで割とお母さん役など女性っぽい柔らかめの役が多かったので、全てがとても新鮮でした。

――スタート時のコメントで「コンプレックスを持っているからこその繊細さ」「弱者側に対する優しさ」「新入りのパワフルさ」を出雲の特徴として挙げられておりました。それが表われているエピソードを教えてください。

第13話「死神はまだか」(1/20放送)の落語界でひどいセクハラに遭っていた路里多さん(立石晴香)、第15話「薔薇と髭の不運」(2/3放送)のセクシャルマイノリティーであるヒロコママ(深沢敦)、このお二人に対しては強いシンパシーを感じるととともに、絶対に守ってあげたいと思いました。

第10話「超・新生」(12/16放送)は、なかなか動かない捜査一課にしびれを切らして、特命係にスパイという名目で潜り込んだりと、新入りだからこその図々しさやパワフルさがあったかなと思います。

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