江籠裕奈、10年目で初のソロライブに万感の涙 “ティーンズユニット”のお披露目ライブ&野島樺乃のソロライブも<SKE48ライブリポート>

2021/03/19 16:18 配信

アイドル

「江籠裕奈ソロLIVE くぎづけたいむ!」より(C)2021 Zest,Inc.

1曲目から涙を見せた江籠「あんなに泣くとは思わなかった」


2公演目は今年グループ加入10周年を迎える5期生・江籠裕奈による「江籠裕奈ソロLIVE くぎづけたいむ!」。

ライブは「初日」からスタートすると、江籠は後ろを向いて登場。客席の方を振り向いて歌いだすという演出で始まったが、自身初のソロライブに集まったファンを見て、江籠は思わず感極まって涙。今回のソロライブを迎えるまでの江籠の姿と歌詞の内容も重なり、1曲目から会場は感動ムードとなった。

続く楽曲は初めてシングル歌唱メンバーに選抜された「コケティッシュ渋滞中」。さらに「人生の無駄遣い」では少しセクシーな一面も見せると、「オネストマン」では江籠らしいかわいく元気なパフォーマンスを披露した。

その後のMCでは、「念願のソロライブということで、最初にパッと皆さんの表情が見えるのがいいなと思って、『初日』を後ろ向きから始めたのが全ての間違いでした。あんなに泣くとは思わなかった」と、泣いて声を詰まらせてしまい「初日」をうまく歌えなかったことを悔いた江籠。「1曲目だから大事だよねって、めちゃくちゃ歌の先生に練習してもらったんですよ…。またどこかでリベンジさせて(笑)」と早くも再挑戦の意向を口にした。

そんな江籠はMCが明けると、“カッコいいブロック”として「女神はどこで微笑む?」「世界が泣いてるなら」、さらにノースリーブスの「唇触れず…」、2016年選抜総選挙“ネクストガールズ”の「進化してねえじゃん」を披露。

4曲を歌い終えると、トークをしながら髪をツインテールにセットし、今度は“かわいいブロック”として、「最強ツインテール」でかわいらしさを存分にアピール。「そばかすのキス」では間奏で抽選を行い、当たったファン1名だけを見ながら“落ちサビ”を歌うというサプライズプレゼントを行った。

さらに、「恋愛サーカス」「オレトク」と続けると、アンコールではソロ初歌唱となった「奇跡の流星群」と「この涙を君に捧ぐ」をしっとりと歌い上げる。

そして、SKE48の後輩たちに向けて「今日のライブを通して、頑張って諦めないでやり続ければ、こんなにファンの方を笑顔にすることができるんだぞっていうのを、身をもって証明できたかなと思います」とメッセージを送ると、最後は「無意識の色」を歌唱。

「3月13日はみんなとの夢がかなった日です。もう一生忘れない。死んじゃうときもこの光景を思い出すと思う(笑)。それくらい幸せでした」と、再び目に涙を浮かべながら改めて初ソロライブの喜びを語り、ステージを締めくくった。