――今回、演じた伊原雅美はどんなキャラクター?
広瀬すずさんが演じる小鞠の親友であり、お姉さん的存在という役どころです。私はこれまで真面目な役を演じることが多かったのですが、雅美は明るくて天真らんまんで、周りの雰囲気を変えられるような人です。
私にとって、また新たな挑戦になるなと思いましたが、共演者の方たちがみんな優しくて、笑顔が絶えない現場でした。
――雅美が小鞠のことを守ろうとするシーンが多いですね?
小鞠ちゃんが翠(山崎紘菜)さんからちょっとした嫌がらせを受けていると、小鞠ちゃんを守ろうとして感情を表に出すところがあるのです。そこが雅美のいいところなのかなと思いながら演じていました。
――エアガールの制服を着た感想は?
普段、ロングなタイトスカートを履く機会がないのでとても新鮮でした! 腰の辺りがキュッとしまった感じなど、制服を着ているなという気持ちになります。
――CAの所作で学んだことは?
撮影に入る前、共演者の皆さんと所作指導を受ける機会があったのですが、その時にお客様を思いやる気持ちが手先やしぐさに出てくるということを教えていただきました。
お客様に対する振る舞いは、お芝居をしている時に相手に気持ちを伝えるということでは演技でも同じで、通じているなと思いました。CAの役を通していろいろ学ぶことが多かったです。
――これまでの“空の旅”で印象に残っていることは?
一昨年、シンガポールに旅行した時、空港で友人を待っている私の前を、シンガポールのCAさんが15人くらい通り過ぎました。その姿が、さっそうと格好よく、まるで映画の1シーンのようでした。
今回のお話を頂く前の出来事だったので、まさか自分がCAを演じるとは夢にも思っていなくて。ただただ「すごいなぁ~」って見ていました。だからこそ、出演が決まった時は飛び上がるぐらいうれしかったです。
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