佐藤二朗が不登校の生徒を支える先生に!「精魂込めて歩み出したいと思う」

2021/03/18 18:10 配信

ドラマ

佐藤二朗が元ひきこもりの非常勤講師に!

佐藤二朗が6月12日(土)からスタートする土曜ドラマ「ひきこもり先生」(夜9:00-9:50、NHK総合)で主演を務めることが発表された。同作は、元ひきこもりの50歳男性が中学校の不登校教室の非常勤講師となり、学校が抱える問題に悪戦苦闘しながら“一歩踏み出す”人々を描く、ハートフルで新感覚の学園ドラマ。

佐藤は、38歳から11年間ひきこもり生活を続け、3年前にようやく部屋から脱出した上嶋陽平を演じる。佐藤は「仮に運よく踏み出せたとしても、その歩数は、冗談かと思うくらいにわずかなものかもしれない。たったの一歩、いや、一歩でさえないかもしれない。ただ、かつて苦しんだ大人として、『今』を闘う子供たちと共に、そのたった半歩を、精魂込めて歩み出したいと思う」とコメントを寄せた。

ひきこもり先生」には佐藤の他、鈴木保奈美佐久間由衣玉置玲央半海一晃鈴木梨央白石加代子高橋克典村上淳内山理名らが出演する。

「ひきこもり先生」あらすじ


上嶋陽平(佐藤)は、38歳から11年間ひきこもり生活を続け、3年前にようやく部屋から脱出した、いわば「ひきこもりサバイバー」だ。ひきこもり脱出後、地域の人々の力を借りて焼鳥屋を開業したものの、客とまともに話しもできず、社会復帰はまだ途上にあった。

そんな陽平が、ある市立中学校の非常勤講師を依頼される。校長の榊徹三(高橋)が、ひきこもりの経験者に不登校生徒を支援させたいと、陽平に白羽の矢を立てたのだ。スクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)や、若い教師・深野祥子(佐久間)が、不登校生徒のための教室の運営に行き詰まる中、それは画期的なアイデアだった。

陽平は、自分には荷が重すぎると固辞するも、たまたま出会った不登校児・奈々(鈴木梨央)を生き別れた一人娘と重ね合わせていた。揺れる陽平を「ひきこもり仲間」であるヨーダ(玉置)、ひきこもり時代のサポーター・長嶺(半海)、母・美津子(白石)らが後押しし、ついに、教壇に立つことを決意するのだった…。