下野紘、亀梨和也との共演は「『なにこの幸せな空間!』みたいなコメントが(笑)」お気に入りキャラ&裏切り者予想も<レッドアイズ>

2021/03/20 05:00 配信

ドラマ

「レッドアイズ 監視捜査班」で“通信指令センターの声”を務める下野紘のオフィシャルインタビューが公開(C)NTV


── 「通信指令センターの声」の収録で大変なのはどんな部分ですか?

収録する前に、警察監修の方に実際の無線について伺う機会があったんです。どういう口調でどんな喋り方をするのか、参考に録ったものを聞かせていただいて。そんなにすごくテンションが高いわけでもなく低いわけでもなく、落ち着きすぎているわけでもないという印象でした。かつ明瞭に情報を伝えなければいけない、そういうバランスも大事で。普段自分がいろんなアニメのキャラクターを演じる時や、他のナレーションともまたちょっと違う感覚だなと思いました。

何よりも専門用語や独特の表現があって、それがなかなか難しかったですね。語尾も「されたし」じゃなくて「されたい」とか、自分が今まで喋ってきた言葉とは違うので。それと、とにかくせりふに漢字が多いんです(笑)。これはどこで切ればいいのかな?と、すごく戸惑ったりしました。

──初回からハマったとのことですが、ドラマの魅力は?

各話完結する部分もあればずっと続いていく謎もあるので、やっぱりそこがすごく気になります。次にこんな事件が起こるっていうのを先に見せてくるのが、いい意味でずるい!早く土曜日にならないかなってずっと思って見ています。

第1話から婚約者を殺された伏見(亀梨)が追い続けている青いコートの男がいったい誰なのか、最終的にはどうなるのかすごく興味がありますし、過去から続く事件と各話の事件が少しずつ繋がっていくのも面白いですよね。

あとは本当にくせの強いキャラクターが多いなって。事件の部分だけでなく、垣間見えるキャラクター同士の関係性も見どころだと思います。それから、本格的なアクションがすごくかっこいいですよね。自分もやってみたいなと思いつつ、無理だな…(笑)っていうくらいすごくて。頭脳戦の事件が多いのかと思いきや結構武闘派の部分もあるので、そういう意味で本当にバランスがとれたドラマだなと思います。

──特にお気に入りのキャラクターを教えてください。

個人的には長篠(趣里)さん。結構プライドが高くてお堅そうだけど、意外と、いつも若干ライバル視している小牧(松村北斗)くんのことを尊敬というか見習っているところもある、そういうかわいらしい部分がいいですね。過去の監禁事件があったにも関わらず警察で頑張っていて、あの過去の事件のことを見てから余計にいいなって思いました。

──主人公の伏見のキャラクターについてはいかがですか?

昔、容疑者と思われる男を過剰に殴ってしまったように、危険な一面がありつつも結構冷静で、肉体派なのかなと思いきや、細かい言葉尻をくみ取って伏見きっかけで事件が解決することもある。冷静と情熱じゃないですけど、その両方を持っている感じが魅力的ですね。

あとは、すごく人間的だなと思います。例えば自分が同じように婚約者や大切な人を失ってしまって、しかもその犯人が捕まっていないとなったら冷静ではいられなくなると思うんです。でもKSBCのメンバーもそうだし、長久手(川瀬陽太)さんや先輩たちに対しての礼儀もあって。暴走するタイプに見えてそうじゃないところが主人公として好感が持てて僕は好きですね。それと、やっぱりアクションがかっこいい!