劇場版「奥様は、取り扱い注意」公開記念舞台あいさつが3月20日に都内で行われ、綾瀬はるか、西島秀俊、岡田健史、小日向文世、佐藤東弥監督が登壇した。
撮影中の印象的な場面を聞かれ、小日向は「二日目だったかな? 綾瀬さんと西島さんのアクションシーンの後に僕が入っていたと思うんですけど、二人がやりきった顔をしていて、ちょっと抜け殻のような感じで」と明かすと、西島は「そんなことない、抜け殻にはなってないです」と慌てて否定。
しかし、小日向は話を続け「だから、お二人はものすごくリラックスしているというか、一つやりきったぞという(表情でした)。だから笑顔がすごくて、そのギャップが『あぁ、本当に充実しているんだな』っていうふうに見ていました」と話した。
一方、西島は「小日向さんがずっとピーナッツを食べてる役で、テストからずっと食べていたんです。真面目なんで『(本番と同じように食べないと)せりふのタイミングが変わる』って言うんです。テストからずっと食べていたから、本番では食べるのが嫌になっていたという(笑)」と暴露。
小日向は笑いながら「殻を散らかしておかないといけないので(手伝って食べていた)。確かにちょっと気持ち悪くなったね」と正直に語った。
また、タイトルの「取り扱い注意」にかけて自身の取り扱いポイントを聞かれると、小日向は「年を取ってきたせいか、撮影が長引くとだんだん機嫌が悪くなるみたいな。想定時間より押しちゃうと、かなり気分が悪くなるというか(笑)」と告白。
西島が「見たことないですよ、機嫌が悪くなってるところ」と笑うと、小日向は「顔には出さないですよ。絶対に顔に出しちゃいけないし口に出しちゃいけないって自分にムチを打ちます。やっぱり年を取るとわがままになるので、そこは自分で戒めています」と明かした。
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