竹内涼真“響”の「愛してる」が涙を誘い、Season1完結<君と世界が終わる日に>

2021/03/22 11:38 配信

ドラマ

恋人・来美(中条あやみ)への愛を貫いた響(竹内涼真)(C)NTV

竹内涼真主演ドラマ「君と世界が終わる日に」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系) の第10話が3月21日に放送された。日本テレビと有料の動画配信サービス・Huluの共同製作による本作。この第10話が地上波で放送されるSeason1の最終回となり、すれ違いを重ねてきた主人公・響(竹内)と来美(中条あやみ)の愛の行方が描かれた。(以下、ネタバレがあります)

謎だった研究者・首藤の本性が明らかに


本作は、主人公・響が恋人・来美と再会するために、死と隣り合わせの終末世界を生き抜く姿を描くサバイバルラブストーリー。地上波ゴールデンタイム連ドラとしては日本初の本格ゾンビ作品となる。

ゾンビのようなゴーレムのいる終末世界で運命に翻弄され、すれ違ってきた響と来美。響の放った矢が来美の胸を射抜いた第8話に続き、第9話ラストでは来美が響に銃口を向けた。

弾は響の頬をかすめ、来美は研究者である首藤(滝藤賢一)の手伝いをしていきたいと言い、駐屯地に戻って行った。そんななか、響と行動を共にしてきた仲間たちは、ラジオで生存者に向けて呼びかけられた「希望の家」というシェルターに向かうことに。響はみんなに説得され、一度は一緒にシェルターを目指すと言うが、翌朝、1人で駐屯地に向かった。

謎を呼んでいた首藤が大切にしていた冷凍保存装置の中身は、首藤の妻の遺体だった。血液の病気にかかった妻を生き返らせるため、ゴーレムウイルスを開発。そこに来美の遺伝子を加えて完成のはずが、響によって装置が破壊され、恨みを募らせた結果、来美に響を殺すよう指示していたのだった。

ワクチン開発の研究者として登場してから、狂気が見え隠れしていた首藤。第10話では、恐ろしいものを生み出してしまった本性が明らかになり、演じる滝藤の凄みは輪をかけたものに。視聴者からは「演技力とんでもない化け物」「さすがだった」と称賛が寄せられた。