佐藤は有村演じる巴について、「すごく懐かしく感じて、不思議だなと思って。撮影期間1カ月はずっとふわふわしながら撮影していて。あの時間は僕の人生にとってもすごく特別な時間だったと振り返って思いますね」としみじみ。
完成した作品を見た際の心境を「あそこまで、自分が役と一体化したことは過去なかったし、もしかしたらこの先も難しいかもしれないと思う」と感慨深い様子で明かした。
有村は初めて佐藤演じる剣心と対峙(たいじ)した時のことを「寂しそうな背中が忘れられなくて。巴としてものすごく心を揺さぶられた瞬間が多かったですね」と言い、「正直、無我夢中だった。私はテイクを重ねる度に役が自分に近づくような気がして。それが心地よく、その時間の積み重ねの中で、巴になれたところがあったと思う」と振り返っていた。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
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