吉沢亮が主演を務める大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。3月28日に放送された第7回「青天の栄一」では、栄一(吉沢)の人生の序盤の大きな節目と、タイトル「青天を衝け」の由来が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
「青天を衝け」は、資本主義の父と称され、新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一の生涯を描く。同時に、やがて主君となる江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜(草なぎ剛)とのかかわりも、印象的に描かれていく。
第7回では、いとこの長七郎(満島真之介)が江戸へ遊学に行くエピソードが描かれた。「いずれは俺も…」と未来に希望を抱く栄一だが、密かに思いを寄せる千代(橋本愛)との距離すら、なかなか縮められない。そこへ、いつも一緒のいとこ・喜作(高良健吾)が先手を打って千代に結婚を申し込むという事件が発生した。
正々堂々と千代の兄・長七郎に「おめえに勝って、お千代を嫁にもらいてえ」と申し込んだ喜作に対し、「お前と一緒になったらきっと後悔するだんべ」とケチをつけることしかできない栄一。悶々としたまま惇忠(田辺誠一)とともに藍売りの旅に出かけ、漢詩を詠みながら雄大な自然を目の当たりにする中で、次第に自分の真の思いに気づいていった。そこで湧き上がるような衝動に襲われ、天に向けて手を伸ばした。
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