<シグナル>青木崇高、坂口健太郎“健人”の正義に立ちはだかる悪役に「妙な魅力を感じる人物に映れば面白い」

2021/03/29 21:55 配信

ドラマ

正義感あふれる健人(坂口健太郎)と、欲にまみれながらも狡猾な元警察官の石川(青木崇高)が対峙(C)カンテレ

石川匠役・青木崇高 コメント


──連続ドラマから続く「シグナル」に今作からの参加です。石川を演じてみていかがですか?

途中参戦して引っかき回す役割は、自分としては結構好きで、健人の正義に立ちはだかる存在ですけど、実は「個人と組織」という見方もあったりして、単純な「正義と悪」という対立軸ではないんです。

また、石川は、組織の中では社長ですので、金と権力があり、そして魅力まで兼ね備えていないとダメだと思いました。知識や体験談が豊富で、聞き上手、話上手な人かもしれない。一緒にお酒を飲んだら楽しいだろうな、と思わせるような妙な魅力を感じるキャラクターに映ったら面白いですね。

──坂口健太郎さんとの共演はいかがでしたか?

連ドラをやられていたスタッフさんやキャスト同士の結束感を感じましたし、自分の正義とどのように向き合っていたかというのを感じました。孤独だけど、その中に熱いほとばしるものがあるという、そういうたたずまいを感じました。

──今作の見どころをお願いします

ストーリーの緻密さ、複雑さがこのドラマの魅力だと思います。ひとつの悪をクリアしたと思えば、その根っこにさらに深い鉱脈みたいな悪があって、ゾクッとする怖さですね…。あくまでドラマだけの世界であってほしいと思います。そういう怖さも楽しんでもらえれば。