比嘉愛未「感謝しかない」三浦貴大、中村優一ら佐々部清監督を偲ぶ<大綱引の恋>

2021/03/30 06:05 配信

映画

佐々部清監督一周忌追悼上映イベントに登壇した中村優一、比嘉愛未、三浦貴大、松本若菜(写真左から)

さらに、母親役の石野について「役柄的にキャラ立ちしている。でもすてきなお母さん」と紹介すると、妹役の比嘉は「え? 妹は!?」と詰め寄って、たじたじの三浦は「こういう感じで現場もやっていました!」と仲の良さを見せた。

石野は「撮影はとても楽しくて、アットホームな現場でした」と振り返り、夫役の西田は「作品を見た人たちから『お前のDNAからこんな二人(三浦・比嘉)が生れるか!?』と…。石野さんのいい遺伝子が入っているんです!」と笑わせた。

比嘉は「いつか佐々部組の一員になりたいと思っていたら、この作品のクランクアップの際に監督から『これで愛未も一員だ』と言われました。その言葉は忘れられないし、一生心に刻んでいきたいです。残念ながら遺作となってしまいましたが、感謝しかなくて光栄です」と佐々部監督を追悼していた。

松本は「佐々部監督はお話がお上手で、日本一のスーパー助監督だったというお話も伺いました。お祭りシーンでは、その時の経験が確実に生きており、必見のシーンになっています」と見どころとしてアピール。

升も「祭りのシーンはさすがスーパー助監督!と思った。先頭を切って限られた時間内に撮っていくし、誰一人嫌な気持ちにならない現場作りをしてくれる人でした」とその人柄を偲んでいた。

最後に、三浦は「この映画をいろいろな人に見てもらうこと、それを佐々部監督も望んでいます。僕自身も佐々部監督が遺したこの映画を広めていきたい」と思いを込めて、ステージ中央、三浦の横に設置された佐々部監督の顔写真に触れて「さっきからずっと佐々部監督に指を差されています。きっと監督も『それな!』と思っているはずです」と遺志を代弁していた。

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