「殴り愛、炎」酒井若菜、主演・山崎育三郎について『真ん中に立つべき方』<インタビュー前編>

2021/04/02 15:00 配信

ドラマ インタビュー

山崎育三郎主演ドラマスペシャル「殴り愛、炎」(夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が4月2日(金)、9日(金)の2週にわたり放送される。

同ドラマは、婚約者を愛し抜く主人公・明田光男(山崎)を中心に、いびつな愛の炎に包まれた男女5人の激愛模様を描く、“底なしクレイジー恋愛ドラマ”となっている。

秀実(瀧本美織)と結婚することを決意した幼なじみの光男の気持ちを自分に向けようと、あの手この手で暗躍しまくる徳重家子を演じる酒井若菜のインタビュー前編。演じるキャラクターや共演者の印象、そして出演が決まった時の気持ちなどを聞いた。

――出演が決まった時の気持ちは?
鈴木おさむさんの脚本作品は4度目の出演になります。今回、久しぶりにおさむさんの作品に出演できることが決まり、ワクワクでいっぱいでした。

――企画書または台本を読んだ時の感想を教えてください。
私が今まで出演させていただいてきたおさむさんの作品は、すごくヘヴィな作品性だったり、シリアスな背景のあるキャラクターだったりすることが多かったんです。今回は、おさむさんがいわゆる「鈴木おさむワールド」なテイストの脚本を書かれるようになってからは初めての参加になったんですけど、いい意味で、すごくくだらないな~と思える面白い脚本でとても好きでした(笑)。私はもともとコメディーがやりたくて女優をはじめたので、くだらないことを目いっぱいやらせてもらうことができるって最高だなとも思いました。

――各出演者が「笑いがこらえきれなかった」と言っていましたが、酒井さんはそのようなシーンはありますか?

私は基本的にはなかったです。みんなそろって一緒に撮影するというシーンが私は少なかったので。山崎さんと2人のシーン、(瀧本)美織ちゃんと2人のシーン、イッチー(市原隼人)と2人のシーン、と裏でいろいろなことを仕掛ける役だったので、どうかき乱そうかと考えていたことが多かったように感じます。それでも、イッチーと2人のシーンのテストで、イッチーが私が想像していたアプローチと真逆のお芝居をされたので、「え、そっちでくる?」とおかしくて、それは笑ってしまいました。

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