「殴り愛、炎」酒井若菜、主演・山崎育三郎について『真ん中に立つべき方』<インタビュー前編>

2021/04/02 15:00 配信

ドラマ インタビュー

派手な色調は衣装のこだわりポイントだと話す酒井若菜(C)テレビ朝日

共演者についての印象とは?


――山崎さんの印象は?

山崎さんとご一緒するのは今回が初めてでした。本当に紳士的で、現場の空気をいち早く読んで、スタッフキャスト全ての方がやりやすい環境を作ってくださる方だなという印象です。真ん中に立つべき方だなとも思いました。

ハイテンションでカロリーが高いシーンが続くので、撮影の合間は、「連ドラだったらここまではやっちゃいけないよね」「単発ドラマはここまでやらなければいけないよね」という線引きについてよくお話させていただいてました。鈴木おさむさんの脚本作品には初参加ということでしたが、事前にたくさん予習もされていたようで、本当に真摯(しんし)に取り組んでらっしゃいました。

――瀧本さんの印象をお願いします。
瀧本さんも今回が初めての共演でした。美織ちゃんはとても人懐っこい方で、会ってすぐに好きになっちゃう感じの方です。醸し出す雰囲気もよくて、かわいくて、笑い上戸な印象。劇中では、私と美織ちゃんの役は対比になるキャラクターなので、私は彼女ができないことをやって、私にはできないことを美織ちゃんがやってというバランスについて、口に出さなくても、何となくお互いに感じ取れていたんじゃないかと思います。山崎さんもそうですが、役として、ここは引く、ここは自分が出るという暗黙の了解が自然とできる方という印象です。

――瀧本さんとのエピソードはありますか?
美織ちゃんは私が使っているメークボックスを気に入ってくれて、次に撮影で会った時に「同じの買っちゃいました!」と持ってきたりしていました。それがすごくかわいかったです!

――かわいすぎるエピソードにきゅんとしました。姉妹のようにも思えます。
きゅんってしますよね! 美織ちゃんみたいな妹がいたら最高です。女優さんは美しい方が多いですけれど、あんなに精神的にも美しい女優さんと出会ったのは久しぶりでした。

(後編へ続く)

関連番組