――瑠璃は、周囲の持つイメージと素の自分にギャップがありますが、共感しますか?
共感しますし、私は強みだとも感じます。10代、20代の頃は実際の自分を知られなくてもいいと思っていました。といっても、無理して自分を押し殺していたのではなく、せっかくのイメージをわざわざ崩す必要ないかなと。悪いイメージだと払拭しないといけないですが、「かっこいい」などと言ってくださる方も多かったので、もったいないからそのままでいいかなって(笑)。30代になり、自然と“素”が出るようになったと思います。
――演じる上で心掛けていることはありますか?
恋愛を語るときは、嫌味にならないようにあくまでも「さすが!」と言ってもらえる感じで演じられれば。自分が正しいと言っているように聞こえがちかなと思うので。そのシーンは、コメディー要素の一つなので、笑っていただければうれしいです。
他には、「恋愛いろいろ知っているわよ」と一生懸命振舞うのですが、戸惑いがもう顔に出ちゃってるシーンもあれば、動揺を見せないけど心の中では驚いているというシーンもあり、お芝居の度合いを河原瑶監督と相談しています。
――小関裕太さんとの共演はいかがですか?
年下ですが、頼りになりますし、小関くんでよかったなと思います。撮影の合間には、趣味のことなどいろいろお話させていただきました。恋愛作品は仲良くならないと照れちゃうんですが、気さくな方だったので、恥ずかしい気持ちを感じることなく演じています。キャスト、スタッフ共にいいチームワークで楽しく撮影中です。
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