速水もこみち&若月佑美、“婚ワケ”への思い「みちゅこを、好きになっていただけたら」<インタビュー>

2021/04/17 19:00 配信

ドラマ インタビュー

「結婚できないにはワケがある。」出演する速水もこみち、若月佑美撮影:阿部岳人

とにかく「みちゅこを愛する」、回を重ねるごとに「まりこを好きになっていく」


――それぞれの役は、ご自身から見てどのようなキャラクターだと思いますか?

速水:形的には、周りから見て“ハイスペックな理想の上司”というのはありますけど、根はすごく寂しい人なのかなと。でもラッキーなことにまりこという人に出会い、どんどん成長させてもらえるというか。本当にそう思うと、まりこの存在って大きいんですよね。まりこ自身もみちゅこを好きになっていくからとても不思議な感じです。

若月:まりこはとにかく真っすぐで、とても素直ですてきな人だなと思います。「結婚を30歳までにしたい」という思いすらも真っすぐで、お料理教室に行ったり、裁縫を習ったり、結婚という目標に向かってそれだけ努力していけるのもすごいなと思います。

また、自分が駄目だなと思った時にはごまかさずにちゃんと謝れるし、うれしいと思った時に素直にありがとうと言えるし、こんなに全てのことに真っすぐでストレートな女性はいいなあと思って。29歳ということで、私よりも実年齢が上ですが、大人の女性がこうであると、またさらに魅力的に見えるので、そんなところを大事にしながら演じたいなと思っています。

――役作りはどのようなことをされましたか?

速水:原作ファンの方もたくさんいらっしゃるので、期待を裏切らないように、原作を大事にしたいと思っています。着こなしとか、漫画で読んできた絵が自分の頭の中にもあるので、そういうのは大事にしていきながら、一つ一つシーンを撮っていきたいです。あとは、とにかく「みちゅこを愛する」ということと、回を重ねるごとに「まりこを好きになっていく」ということを意識しています。

若月:どんどんみちゅこを好きになっていこうと思っています。今の撮影はまだ1、2話なので、ライバル心があったり、どうやったらみちゅこに敵うのかという思いが強いのですが、途中から光央と同じ位置に立っていきます。会社を休んでまでみちゅこを捜しに行くシーンなどは、光央のことももちろん好きだけど、みちゅこのことも好きじゃないとできないなと思うので、どんどん愛を増していけたらなと思っています。