「変わってると思ってないのが一番駄目なんですけどね(笑)」
――光央にとっての「みちゅこ」のように、お二人にも何か大切にされているものはありますか?
速水:「人のつながり」は大事にしています。出会いとかもそうですね。
若月:みちゅこのような“物”ではないんですけど、「感謝」というものは大切にしています。自分が唯一誇れることは“人運”だと思っていて、自分がぎりぎりのところで手を差し伸べてもらったり、誰かが見ていてくれたりと、そういうことを毎日感じるので「感謝」の気持ちは大切に、大きくしていこうと思っています。
――「これは変わった癖かも?」と思う、ご自身の癖があれば教えてください。
速水:それって自分で分かるのかな(笑)?
若月:人に「変わってる」と言われたものとかありますか?
速水:う~ん…
若月:多分、私すごくいっぱいあるんだと思う…マネージャーさんに聞くのが一番早いかも(笑)。
若月マネージャー:全て変わってますよね…。
若月:変わってると思ってないのが一番駄目なんですけどね(笑)。
速水マネージャー:速水は、料理している時なんかは、食材とかツールとか、友達のように接しています(笑)。自然と食材を回したり、料理の流れの中で染みついている所作が普通にはないのかなと思います。
速水:パフォーマーなんで(笑)。
若月マネージャー:若月は、今ファッション誌に出させていただいて、勉強中ではあるのですが、20代半ばの女性が着るようなきれいなものとか、おしゃれ感とかがなくて、すごく地味なんですよね。
若月:それはすごいあるかも!(笑)
若月マネージャー:謎に一人でしいたけを育て始めるとか。暗い所で一人霧吹きしてるんですよ。
速水:え、かわいい!
若月:やったー!(笑)
速水:しいたけ食べたくなってきた。
――最後に読者の方へメッセージをお願いします。
速水:この作品はいろいろな要素が入っていて、エネルギッシュな部分もありますし、ほっこりする部分や、悲しい部分もあるけれど、お互いをすごくリスペクトし合っているところがとても大切なことだと思います。
それぞれのキャラクターに魅力的な要素がたくさん詰まっているので、見ていただいて、皆さんもいろいろな角度や視点で感じていただけたらなと思います。また、僕も大好きなみちゅこを、好きになっていただけたらなと思います。
若月:とにかくとても平和なドラマです。もちろん、物語としてのドキドキハラハラや波はありますが、考察する難しさとか、伏線を覚えておくようなものではなく、パッと見ても楽しめるそんなドラマだと思うので、ぜひ気楽に見ていただけたらいいなと思っています。