<バイオハザード:インフィニット ダークネス>「MOZU」シリーズの監督・羽住英一郎がフルCGアニメに初挑戦!2021年7月よりNetflixにて配信開始も決定!!

2021/04/16 10:00 配信

アニメ

音楽・菅野祐悟「ハリウッド映画のスケール感を意識」

「バイオハザード:インフィニット ダークネス」の音楽を務める菅野祐悟※提供写真

――これまで、さまざまなジャンルの作品の音楽を手掛けていらっしゃいますが、今回、本作の音楽を制作するにあたり意識したこと、また「バイオハザード」らしさを出すための工夫など何かありますでしょうか?

世界的な人気シリーズ作品なので、これまでの「バイオハザード」を見させて頂き、たくさんの精神を継承しつつ、新しい世界観を構築しようと試行錯誤しながらチャレンジさせていただきました。

また、Netflixで配信されることを意識し、海外の方々に見てもらった時にも楽しめるよう、ハリウッド映画のスケール感を意識しました。

――羽住監督と⼀緒に手掛けてきた過去の実写映画・ドラマ作品の現場ではなかった“新しい気付き”やアニメ作品現場だからこその発見、より気を配った点などがありましたら、お聞かせください。

実写映画やドラマの時と特に変わらずに、アニメーションを見ながら羽住監督から、いつもと同じ、細かい印象や映像をこう見せたいというような詳細なオーダーを頂きましたので、特にアニメーションとして意識して制作したような感覚はありませんでした。
むしろ今、「あっ、そういえばそうでしたね」という感じです(笑)。

――本作の楽曲制作にあたり、羽住監督と共有したテーマやイメージなどはどのようなものでしたでしょうか? また監督とコミュニケーションする過程で印象に残った話がありましたらお聞かせください。

ゾンビ作品ですが、音楽で怖がらせすぎてしまうとバイオハザードにならないということが、羽住監督との最初のトレーラーのデモ音源のやり取りで分かりました。

しかし、怖くなくてもダメなので、そのあたりのバランスをデモ音源で羽住監督と共有し、試行錯誤しながら作曲しました。