上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを演じる2021年度後期の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。初代ヒロイン・橘安子(たちばなやすこ)を演じる上白石がインタビューに応じ、作品への思いや演じる役の印象について語った。
同作は、昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代の女性の物語。1925(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で安子は生まれる。あんこの甘い香りに包まれた温かい家庭に育った安子は、ずっと家族との幸せが続くことを願った。やがて戦争の足音が近づく中、さまざまな試練が安子に舞い降りる。しかし、ラジオ放送開始から間もなく始まるラジオ英語講座との出合いが、安子の未来を切り開いていく。
3月下旬に撮影がスタートし、3週間程経った現在の心境について上白石は、「参加したくてたまらなかったこの作品にようやくクランクインすることができました。今は毎日現場に行くのがうれしくて仕方ないです。このチームは本当に明るくて、ファミリー感も強いなと思っていて。そんな中で安子としてのびのびとお芝居をさせていただいています。撮影のセットや衣装が素晴らしくて、現場にいるだけで物語にすっと入っていけるような環境を作っていただけて本当に幸せです」と明かした。
また、演じる安子の魅力については「安子は愛情たっぷりに育てられて、とにかくピュアで、かわいらしい女の子です。物語が進むにつれ、安子も時代の波にもまれて変わらなければいけないところも出てきますが、安子が持つ純粋さ、ひたむきさは変えずに成長していけたらなと思います」と話した。
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