遊覧船の船長・吉崎かおりさんに密着!コロナに翻弄される日々にゆりやんも共感<セブンルール>

2021/04/20 16:06 配信

バラエティー

ユニークな企画で人気を博す遊覧船の船長・吉崎かおりさん(C)カンテレ

4月20日(火)の「セブンルール」(毎週火曜夜11:00-11:30、フジテレビ系)では、水の都・大阪でひときわユニークな企画で人気を博す遊覧船「御舟(おふね)かもめ」船長・吉崎かおり(※「崎」は正しくは「立つ崎」)に密着する。

「創業して初めて廃業が頭をよぎった」苦しい期間


遊覧船「御舟(おふね)かもめ」は、古い建物や高層ビルが川沿いに広がる大阪の景色を、いつもとは違った視点で楽しめるのが人気の理由。「水の上に浮かぶ小さなおうちを作りたかった」という彼女は、元々は真珠の養殖に使われた小さな船を、寝そべってくつろげるアットホームな空間に改装した。定員10名の小さな船ながら、農園直送のフルーツや野菜を食べながら遊覧する「朝ごはんクルーズ」や、道頓堀のネオンを眺めながらの「バークルーズ」、水上でお茶会を行う「船上茶会」など、ひときわユニークな企画で家族連れからカップルまでの幅広い客層を魅了する。

彼女に密着を始めたのは2020年2月。本来なら3月には桜が咲き始め繁忙期を迎えるはずが、東京で起きた最初のクラスターが屋形船だったこともあり、相次ぐキャンセルに頭を抱えた。すぐに1回目の緊急事態宣言が発出され、「かもめ」は営業自粛に。6月に営業を再開したものの、遠のいた客足はなかなか戻らなかったという。

2021年3月に再開した取材で、「創業して初めて廃業が頭をよぎった」と苦しかった時期を振り返る彼女は、「休業中にかもめの常連客たちが前売り券を購入してくれたことに救われた」と涙ぐみ、何とか続けられる方法を模索したことを明かす。

今回カメラは、1回目の緊急事態宣言前から1年以上に渡り、夫婦で営む大阪の小さな遊覧船に密着。2度目の桜の季節を迎え、本来の明るさを取り戻してきた彼女が「コロナがあったからこそ気付けた原点」を語る。一度は廃業も考えながら、「渡り鳥のかもめが羽を休めるような船でありたい」という思いを胸に奮闘を続ける「御舟かもめ」船長・吉崎かおりの7つのルールに迫る。