松たか子“とわ子”ファッションの秘密をスタイリスト・伊賀大介&杉本学子に直撃!<大豆田とわ子と三人の元夫>

2021/04/27 09:30 配信

ドラマ

【写真を見る】ワンマイルウェアはガウンできちんと感が漂うコーディネイト

放送中のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)。“バツ3”の主人公・大豆田とわ子(松たか子)が、三人の元夫に振り回されながら、幸せを見つけようと奮闘する姿を描いたロマンティックコメディーだ。
松が演じているとわ子は、住宅建設会社「しろくまハウジング」の社長で、私生活では3回の離婚を経験しており、中学3年生の娘・唄(豊嶋花)と2人暮らしという役柄。一方で、洋服好きでもあり、劇中ではさまざまなスタイルのファッションを披露している。
今回は、ドラマ全体のスタイリングを担当する伊賀大介と、とわ子のスタイリングを担当する杉本学子にインタビューを敢行。しっかりしているものの、どこか抜けていてキュートな彼女の性格を感じ取ることが出来るファッションのポイントについて聞いた。

とわ子の見ているだけで楽しいファッションのポイント


――ドラマ全体のファッションのテーマはありますか?

伊賀:普段、僕がスタイリングを組むときには、役柄のお給料とか、どこで買い物しているかとか、“こういう人っているよな”というリアリズムを考えるのですが、今回は、見た人が共感するというよりは、「明日、どんな服を着て出掛けようかな」と思えるようにできたらいいなと思ったんです。なので、杉本さんにスタイリングをお願いしたということがあります。
とわ子さんに関しては、すごく服が好きという設定でもあるので、カラフルで、人生を明るくしていく人をイメージしています。
逆に、夫の3人はリアルさを意識しているので、とわ子さんが突き抜けている感じになっていますね。あとは、海外の配信ドラマなどでは、服装の色をうまく使っている作品が多いので、日本のドラマでもそういうことが出来るといいよね、と杉本さんと話をしていました。

――とわ子さんのファッションはカラフルで華やかながら、とても洗練されているように見えます。どのような部分に気を付けてコーディネイトを組んでいるんでしょうか?

杉本:華やか過ぎて、人が引くような感じじゃなくて、「なんかこの人いいな」と思えて、ポジティブに見てて楽しいなと思ってもらえる組み合わせにしたくて、そこは意識しています。一番大事にしているのは、とわ子自身がファッションを楽しんでいる人だなと思えるようなものをチョイスすることです。