前回公演では、緊張の連続の中、生バンドの演奏が始まる瞬間、毎日毎回全曲、パワーが出るのを思い出します。セットリストは元気のおまじないのようです! またvol.2を観に、初めてモーション・ブルー・ヨコハマへ来てくださった方からうれしいお手紙をいただきました。表情も視線の動きも歌声も今までに見たことのない距離で楽しめました、と。まさにライブレストランという場所で出会えたつながりを感じました。その場所で、どんな人たちがどんなことをしてるのか。肩の力を抜く時間に笑顔になりますよう、そしてその輪がつながりますよう。
お客さんの前で「コントをやって音楽もやる」という未知の体験に、その場に立ち、演じてみることで発見することが多々あり、日々皆と芝居を更新していく楽しみがありました。また毎回毎回そこにいるお客さんとゼロから作っていくという感覚で、ゴールは誰にも分からない。そもそもゴールなんてないよな…なんて。試行錯誤できる日々が最高でした。結果、クセになり、またやりたい気持ちです。
前回を忠実に再現しようとは思っていなく、今回は今回で配信バージョンとしてお届けできると思います。新メンバー鈴木朝代さん(最高です!)の参入もあり、前回お越しくださったお客さまにも新鮮に観ていただけるはずです。映像ですので、じっくりと?ゆるりと?お酒を飲みながら?お風呂に入りながら?たまに巻き戻しながら?ながらながら?ご自身のライフスタイルに合わせてご観賞ください!
vol.2では普段舞台上からの距離では見えない、お客様のいろいろな表情や反応を間近に感じながらのコントと歌、毎日がとにかく痺れる体験でした。思い出というとまず浮かぶのは、イントロダクション後の本番前に欠かさず全員でしたラジオ体操です。モーション・ブルーのお食事もとてもおいしかったです。
今回の収録の時、久しぶりに皆でラジオ体操をして「ああ、本番が始まる」という気持ちになり。お客さまのいない空間は前回とは違いますが、あの時の空気や笑顔を思い出しながら心を込めました。映像の不思議な力が加わった作品を、画面越しの皆さんが楽しんでくださるとうれしいです。
前回公演時は「お客さまに少しでも笑顔で帰っていただきたい!」という強い思いで舞台に立たせていただいており、あっという間に終わってしまった印象があります。それほど、無我夢中でした。終演して、一人一人ごあいさつさせていただく中で、モーション・ブルー・ヨコハマの方が涙ながらに「この公演をやってよかった」と仰っておりました。
その姿に心底感動したのを今でも鮮明に覚えております。コロナ禍で大変な中、たくさんの方のお力により駆け抜けられた公演でしたし、その一員として立たせていただいたことが、私にとって大きな誇りです。
vol2.5は「コントと音楽」初の配信!ということで、皆さまがより楽しんでいただけるように、さまざまな工夫がなされています。そのシーンに出ていない演者やスタッフの方々が客席に座り、お客さまの気持ちとなって生で芝居を楽しんでおり、素の表情で芝居を観ている演者のカットは特に見どころです!(笑) そしてなんといっても、モーション・ブルー・ヨコハマの特別な空間、素晴らしい奏者の方々の生演奏をお楽しみいただきたいです。配信中、モヤモヤしたことを忘れて、たくさん笑って楽しんでいただけたら幸いです。
私は今回の配信公演から出演させていただいたので、前作「コントと音楽vol.2」は客席から拝見しておりました。こんなぜいたくな空間で、こんな近い距離で見て良いのかしら、と思っていたのも束の間、始まってしまえばまるでのぞき見する感覚のように皆さまの作り出すエネルギーに巻き込まれてしまいました。特に「山中ダイジェスト」のエネルギーにはドキドキしつつも笑いっ放しでした!
vol2.5では番外配信編ならではの楽しいキャラクターで参加させていただきました。モーション・ブルー・ヨコハマというぜいたくな空間、おいしいお食事、バンドの皆さまの素晴らしい音楽を間近で堪能させていただき、この自分の感じた魅力、熱気、ドキドキが画面越しの皆さまにも届きますように、と思い切り楽しませていただきました。飯塚監督の遊び心が詰まった今作品、楽しんでいただければ幸いです。
前回のvol.02。とても大変な時期だったので、感染者が出なかったこと、みんなが楽しんでくれたこと、何よりでした。あの時期で観に来ることに抵抗があった方々や、もう1度観たい(全部じゃありませんが)方々には配信という形になって良かったのかなと思います。
今回のVol2.5、本当はNG予定の足立梨花さんが無理くりスケジュールを空けて出てくれることに! お稽古も来れないし、本番もほとんどぶっつけ状態だったのにいつもの笑顔でエンジン全開でした! スゴイ!! そんな足立さんのブチギレ芝居! 乞うご期待です。
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