浮所と板垣は初日からお互いにあだ名で呼び合っていたそうで、浮所は板垣のことを「下の名前が瑞生なので、『ず』を抜いて、みっきーと呼んでいます。かわいいな~名前」とニンマリ。
板垣は「俺はうっきーと呼んでいます。(浮所とは)何でか、自然に呼び合うようになって。距離はめちゃくちゃ近かったですね」と打ち明け、浮所の座長ぶりを「うっきーにしかできない座長。うっきーが全員に“仲良くなりましょう、楽しんでいきましょう”としてくれたから、現場もみんな話して、盛り上がってました」と賛辞を送る。
それを受けて、浮所は板垣と最初に会った本読みのエピソードを挙げ、「その時に『一緒に頑張ろう』と背中をたたいてくれて、すごく元気づけられて。いい仲間ができると思い、めちゃくちゃうれしかったですね」と白い歯を見せていた。
今作では、切なくも甘酸っぱい片思いをリアルに切り取った胸キュンシーンも多く描かれるが、完成した作品を見た感想を聞かれた浮所は「ちゃんとキュンキュンできるポイントがありました」と安堵(あんど)した表情。
そして、「片思いをしている方に、片思いでもいちずに思うことによって何か変化があると、後押しができる作品になっていたらいいですね。キュンキュンさせる自信があります!期待していてください」と自信をのぞかせた。
さらに、浮所らが選んだ劇中の“胸が鳴る”シーンをまとめたスペシャル映像を一同で見る一幕も。
浮所は、シュシュが取れてほどけてしまったつかさの髪を有馬が束ねる映画オリジナルのシーンを挙げ、「ここはイチオシです。女性の髪を触るのは、普段絶対しないじゃないですか。距離の近さや髪に触れるという、何とも言えないキュンキュンさが好きです」と明かした。
◆取材・文・撮影=TAKAMI
※高橋洋人監督の「高」はハシゴダカが正式表記
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