千原ジュニア、冠番組「座王」が初の全国ネット放送へ「バラエティー純度100%。どこに出しても恥ずかしくない」

2021/05/04 12:00 配信

バラエティー インタビュー

芸人の“即興力No.1”を決定するお笑い番組「笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王」が初の全国ネット放送へ(C)カンテレ

初の全国ネットで「座王」に輝くのは誰なのか?

           
番組収録後、MCの千原ジュニアと審査委員長を務めたブラックマヨネーズ・小杉に話を聞いた。

ジュニアは「初の全国ネットスペシャルということもあってなのか、メンツの層の厚さから来るものなのか、かなりの緊張感でしたね」とひと言。レギュラー回やチャンピオン大会でも審査委員長を務めた小杉も「完全にその緊張感が僕に伝染しました」と、これまでの大会と全く違う雰囲気だったことを明かした。

全国ネットらしい豪華すぎるメンツについてジュニアは「これだけバラエティーマスターが揃っているのに、最初ちょっと空気が重いのは、芸人が本気やっていうのが出ているんですよ。前半他の芸人の解答に誰も笑わへん。それがかえっておかしかった。バラエターのはずやのにただのファイターやった(笑)」。印象に残ったプレイヤーは「本当にスキというか、気が抜けないメンツでしたね。初出場ですけど秋山とか友近なんかもさすがって感じでした」(ジュニア)、「大喜利とかをするタイプじゃないと思っていたロバ―トの山本が出ているんですけど、その戦いぶりが気になっていました。やっぱり同じマンションなんで」(小杉)と話した。

また、審査委員長の大役を任された小杉は「僕の脱毛が急激にすすんだらこの番組のせいです。ジュニアさんの横にいるという緊張感も当然あります」とその重圧を表現。以前の放送でジュニアから“俺が審査委員長ならドローやったな”と判定に物言いが入ったことに言及し「前からこの素敵な戦いの邪魔にならへんよう、足を引っ張らへんようにと思って挑んでいるのに、誤審してしまったときがあるんで、今回はないようにと思ってやりました」とコメント。ジュニアから「今日は本当によかったです」と太鼓判を押されていた。

自身が考案者でもあるジュニアに、同番組への思いを聞くと「本当に(テレビを)パッとつけて何をやってるか分かるバラエティー純度100%のお笑い番組。数少ない中のどこに出しても恥ずかしくない1本だと思うので、これを機にたくさんの方が見られる環境になればいいなと思います」と初の全国ネット放送に期待を寄せ、見どころは「いろんなカテゴリーがある中で、本当に残酷な“オレこいつよりおもしろいと思ってます”ということをまず宣言してから戦うところです。そのシステムも含めて非常に面白い番組やと思います」とアピールした。

ジュニアは番組の特異性にも触れ「変なルールなんです。音楽が止まったら座らなあかん。でもそこにほんと死んでも座りたくないイス(お題)が目の前にあったとき、人って座ってしまうんです。そうなった場合そのことに気づかれないようにするっていう。そのへんもおもしろいし。すごく短いスパンで笑いがどんどん提供されるという、ほんとにテレビの前から視聴者を離さない、結果“座王”が皆さまを“座王”にする、って小杉がこないだ言うてました(笑)」と突然の無茶振り。小杉は「言ってるわけがない!たぶん字で見ても違和感がありますよ」と返し、番組のもう一つの面白さでもある2人の軽妙なコンビネーションを見せた。

『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王』(カンテレ)は5月4日(火)夜11:00~0:00、フジテレビ系全国ネットで放送。