――二人の役に年齢差がありますが、現場でジェネレーションギャップを感じたことはありますか?
桐山:ジェネレーションギャップはあったかな…?小西さんは僕が高校生くらいの時に聴いてたバンドの曲に詳しくて、好きな音楽が似てたりして「このバンド良いですよ」って教えてもらうことも多かったので、僕的には音楽の話が出来て楽しかったですね。
小西:年下の私にもすごく自然に接してくださったので、音楽の話が出来たし、楽しくお話させていただいたので、私も年齢差を感じませんでしたね。
――劇中では、キーアイテムで「コーヒー」が登場しますが、お二人にとってコーヒーのように「ほっ」とする時間やアイテムはありますか?
桐山:長谷の家は地方の古民家で撮影していて、2階が控室になっているんですが、古民家の向かいに猫が居て、あの猫がかわいくて休み時間に会いに行ったりしてました。なかなか触らせてくれなかったけどね。
小西:そうでしたね、でも出てきてはくれるんですよね。
桐山:2階から小西さんと「ニャーニャー」言ってたら出てきてくれる。
小西:猫と会話してましたね(笑)。
桐山:会話してた(笑)。
小西:私はお菓子が好きなので、コーヒーと一緒にお菓子があるとほっとします。現場でもコーヒーに合うお菓子を差し入れしてくださって、それがすごくおいしかったし癒やされてました。
――最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
桐山:原作のファンの方がたくさんいらっしゃる作品で、監督や小西さん、スタッフさん、キャストさんに支えられて作品を撮り終えることができたので、とにかく周りの方々に感謝している作品です。撮影したのは去年の夏だったんですが、あの夏は本当に忘れることはないくらいの作品になりました。限られた時間の中でやっていこうというみんなの思いが一つになった作品なので、見ている方にも僕らの熱量が伝わっていくと良いなと思います。
小西:原作者の方が作られた甘々で大人のラブストーリーをたくさんの方が愛している作品なので、すごくプレッシャーはあったんですが、皆さんに届けたいという気持ちでいろんなことを考えながらやった作品です。今この時代に「良いな」と思っていただけるような真っ直ぐさもあり、くすっと笑える部分もある王道な作品になっているので、楽しんでいただけたらと思います。
※桐山漣の「漣」は、正しくは“さんずいに連”
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)