日本初にして唯一のドクターヘリをテーマに取り上げた連続ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」の新シーズンが、7月期のフジテレビ系“月9”として帰ってくる!
出演は過去3回と同様、山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介。5人全員が主役級俳優となった形での新章が始まる。
2008年7月、1stシーズンがスタート。翌2009年1月にスペシャル、2010年1月期の“月9”で2ndシーズンが放送された。
1stシーズンは、フライトドクターを目指し全国から翔陽大学附属北部病院救命救急センターに藍沢耕作(山下)、白石恵(新垣)、緋山美帆子(戸田)、藤川一男(浅利)といった医師たちが赴任し、ライバルたちと出会うところから始まる。さらにドクターヘリで既にフライトナースとして信頼を得ていた冴島はるか(比嘉)と共に、互いに時にぶつかり、時に助け合いながら生死を左右する難問に日々向き合いながら次第に成長していく姿をとらえた。
スペシャルでは、トンネル事故後に謹慎していた5人が勤務に復帰した日に発生した列車脱線事故でのドラマが映し出された。
そして2ndシーズンでは、フライトドクターの研修修了認定まであとわずかとなった彼ら4人の姿を中心に描かれた。
全作を通じ、緻密な取材に基づきリアルな医療現場を描くと同時に、一人一人の個性を丹念に描き出す人間ドラマが大きな感動を呼んだ。
放送当時から最も活躍が期待される若手の5人だったが、2008年の放送当初から9年の間に、多数の映画、テレビ番組などへの出演を果たし、5人が5人共に魅力あふれる俳優となった。
今回満を持して3回目の連続ドラマを迎えるに至った思いのほどをプロデューサーの増本淳氏は「タフな医療者に成長した彼らの活躍、責任が大きくなることに比例して大きくなった葛藤、30代を迎え結婚やキャリアなど人生の岐路に立つことで生じる迷いなど、より深みを増した物語を、奇跡の再集結を果たしてくれた豪華キャストたちと共に、さらにスケールアップした映像でお届けいたします」と語っている。
そんな思いを秘めた3rdシーズンでも、1st・2ndと変わらず、あくまで「より多くの人命を救う」ために彼らは邁進し続ける。医師・看護師としてのキャリアも10年を超え、かつてはフェローであった5人が一人前の医師・看護師として救急救命の最前線で活躍する。
10年以上のキャリアを越えた彼らは仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年齢でもある。ある者は救命を離れ新しい科で力を発揮し、ある者は家族を失い、ある者は恋人と出会い、ある者はライバルとし烈な戦いを繰り広げ…と人生の新たな局面に立つ。そんな5人の前にニューカマーも現れ、注目を呼ぶこと必至。早くも再始動が待ちきれない中、5人のコメントが到着したので最後に紹介する。
■山下智久コメント
久しぶりに5人で集まれること、そして藍沢をまた演じられることをうれしく思い、成長した姿を皆さまにお見せすることができたらと思います。ドクターヘリの配備もスタート当初の14機から来月には50機になるということで、ドラマを通して、実際に多くの方にドクターヘリの存在を広められたことは誇りであり、素直にうれしいです。新シーズンを通して、また少しでも貢献できたらと思います。全情熱を注いで頑張ります!
■新垣結衣コメント
最初の「コード・ブルー」の撮影中に20歳の誕生日を祝ってもらったのが随分昔のような、ついこの間のような。そしてまた20代最後の年に“白石恵”と向き合うことになり7年ぶりの再集結ということで、とても大きな縁と使命と課題を感じています。物語の中で状況や立場など、あらゆることが7年前とは大きく変わったであろう今の新しい「コード・ブルー」を、あのとき共に懸命に駆け抜けたこの5人でまたやれることがとても楽しみです。見てくださる皆さまに楽しんでいただけるように、何か感じて受け取ってもらえるように精いっぱい頑張ります。
■戸田恵梨香コメント
決定してから“今の自分はどう変化したのだろう”と考えることがしばしばあります。新たに生まれた感情や意識や忘れてしまった何かもあると思います。今の自分がどうなっているのかよく分からないけれど、大切なものをたくさん知り手に入れたような気がします。だからこそ、今の私にできる事を“緋山”と向き合いながら、怒涛(どとう)の日々をもう一度懸命に生きたいと思います。
■比嘉愛未コメント
7年振りにまたあのメンバーと空を飛べる! と思うと高揚感が収まりませんでした。7年間、それぞれいろんな経験を経て人として表現者としても成長した姿でまた共演できることも今から楽しみですし、私も誠心誠意心を尽くして行きたいと思います!
■浅利陽介コメント
スタッフ、そして同じキャストでドラマ「コード・ブルー」をまた作ることができてうれしいです。僕は20代前半のときに、この作品に鍛えてもらいました。医療シーン、医療用語、事故の現場などで演じることが難しかった記憶がよみがえってきます。
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