虹のコンキスタドール・清水理子、映画EDテーマ「あなたへ」でソロCDデビュー!『ジャケット写真がすごいんです。私なんですけど私じゃないみたい』

2021/05/12 18:00 配信

映画 音楽

【写真を見る】CDデビューに向けて「めちゃくちゃうれしかったです」と笑顔を見せる

大切な人を、もっと大切にできるような曲になっていればなと思いつつ歌ってます!


――では、デビューシングル「あなたへ」がどんな曲、どんな歌詞なのかを教えていただけますか?

映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」のエンディングテーマになっているので、もちろん作品のストーリーに即した歌詞にもなってるんですが、私の中では「あなた」というのがファンの方々で。

ファンの方々との今までの思い出を振り返って、これからも一緒にそばにいてほしいなっていうのと、ファンの方々に感謝を伝え、幸せにしたいっていう思いを込めながらいつも歌っています。

人それぞれ大切な人がいると思うんですけど、そういう人たちって隣にいると当たり前になってくるというか、感謝を伝えようとか、こういうことをしてあげようとか、なかなか日常で考えることは少ないと思うんです。

でも、この曲を聴いたら今までの思い出とかを振り返って、いとおしい気持ちだったり、優しい気持ちがあふれてきたりとか、こういうことをしてあげたいなとか、言葉で大切だよって伝えてあげたいなとか、そういうふうに思って、人それぞれの大切な人を、もっと大切にできるような曲になっていればなと思いつつ歌っております。

――映画「お終活―」とリンクしている部分もあるんですね。

映画は熟年夫婦というか、けんかして「もう別れるわ!」みたいになりながらも、今までの思い出を振り返って、人生100年っていう時代で60歳になってからも40年あるから、その人生をどうやって2人で楽しんでいくかとか、そういうことを考えさせられます。

大事な人は大事にしないといけないなとか、今までの思い出を振り返って、みたいな内容になっているので、映画と完全にリンクさせて聴いていただいても、しっくりくる曲だと思います。

――MVも見ました!「歌姫!」というのが第一印象でしたが、何か意識したことはありましたか?

奇麗にというよりは、感情を乗せるというか。やはり歌っている姿を見た方が感情って伝わるじゃないですか。だから、MVというより本当に歌って撮りましたね。実際に生で歌ってる様子を届けたいなと思って。

普通のMVのリップシンク(口の動きとせりふを合わせる)とかも、それはあるべきなのかもしれないですけど、かわいく奇麗にとか、そういうことを意識するのがアイドルだと思うのですが、今回はよりリアルに、生ライブのような気持ちになってくれるようにしたいなと思って、撮らせていただきました。

――清水さんのイメージ的にはピッタリの楽曲ですか?

意外に思ってる人も多いんじゃないかな。虹コンでは力強く、クセ強めに、“ザ清水理子!”と圧が強い感じで歌っていることが多いので、こういう美しいバラードっていうか、気持ちをひたむきに伝える曲ってイメージがないと思うんですね。

「Colorful~あなたといた時間~」がバラードだったので、そのイメージはあるかもしれないんですけど、バラードを歌っている私っていうのは、虹コンの清水理子じゃないなって思ってる人が多いと思います。