箱根優勝を裏で支えた、駒澤大学陸上競技部の寮母・大八木京子さんに密着<セブンルール>

2021/05/11 16:00 配信

バラエティー

駒澤大学陸上競技部の寮母・大八木京子さんに密着する(C)カンテレ

5月11日(火)の「セブンルール」(毎週火曜夜11:00-11:30、フジテレビ系)では、今年の箱根駅伝で13年ぶりに総合優勝した駒澤大学陸上競技部の寮母・大八木京子さんに密着する。

100年の歴史を持つ冬の風物詩「箱根駅伝」。今年、駒澤大学は最終10区で3分以上の差を覆し、歴史に残る大逆転勝利で駅伝ファンを沸かせた。快挙を成し遂げた選手を含め、50人を超える部員たちは皆、親元を離れ陸上競技部の寮で共同生活を送っているが、彼女は寮母として27年にわたり、食生活を中心にサポートしてきた。

夫は、名将と呼ばれる大八木弘明監督。選手への熱血指導で、駒澤大学の栄光を築いてきたが、彼女の作る食事がなかったら、「駒大陸上部はない」と太鼓判を押す。箱根駅伝で2区を走った田澤廉選手も「裏でのサポートがあるから自分たちがしっかり走れている」と感謝を忘れない。

選手の生活を裏方として支え続ける

学生時代、駒大陸上競技部のマネージャーだった彼女は、5歳年上の同期で選手だった夫と出会い、29歳で結婚。その後、「母校を立て直してほしい」と夫にコーチの依頼がきた。「箱根で優勝するんだという思いで引き受けた」夫が出した改善策のひとつが、「食生活の見直し」だった。

当時は長女が生まれたばかりで「料理に全く自信はなかった」が、寮母になることを決めた。夫の指導と彼女の食事で、徐々に箱根で上位に食い込むようになった駒大は、京子さんが寮母となって5年目に初の総合優勝を飾り、強豪校の仲間入りを果たした。

カメラは、陸上競技に青春を捧げ、日々厳しい練習を行う選手と、その生活を裏方として支える彼女との絆、彼女が日々の食事作りに込めた思い、そして卒部式で4年生が彼女に伝えた感謝の言葉などを映し出す。

また、箱根駅伝のために平穏な年越しを迎えたことがないという大八木家で、2人の娘を育てる母親として頭を悩ませていることも明かす。89年ぶりの大逆転V走の裏で選手を支え続けた、駒澤大学陸上競技部寮母・大八木京子さんの7つのルールに迫る。