広瀬すずと櫻井翔がW主演を務める、探偵事務所を舞台にしたドラマ「ネメシス」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)。5月16日に放送された第6話で描かれた依頼は、行方不明になった女優の捜索だったが、仕掛けられたトリックに視聴者から「驚きの連続」との声が上がりTwitterのトレンド上位入りを果たした。(以下、ネタバレがあります)
本作は、天才過ぎる助手・美神アンナ(広瀬)と、ポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)の凸凹バディが、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神「ネメシス」の名が付けられた探偵事務所に舞い込む難事件を次々と解決していくミステリードラマ。完全オリジナル脚本で、1話完結の事件と20年前の謎が複雑に織りなす物語となる。
第6話は、暴露系動画配信職人のタジミンこと多治見(柿澤勇人)が、行方不明になっている若手人気女優・光莉(優希美青)の捜索を依頼。タジミンは、自分と光莉のフェイク動画を流したと思われるジャーナリスト・神田凪沙(真木よう子)が拉致したのではないかと考えていた、というストーリー。
チームネメシスのメンバーである医師の黄以子(大島優子)と天才AI開発者・姫川(奥平大兼)の助けも得て、たどり着いた犯人は依頼者のタジミンだったのだが、風真らが真相を暴く“解決編”が凝っていた。
トリックを風真らが逆利用して事前に光莉を助けていたが、罪を認めないタジミン。風真たちが自白するところをとらえようとしていたカメラも見つけ、隙をついて光莉を人質にとりナイフを突きつけた。
そこで風真が「失敗した。もうこれで一巻の終わりだ~」と膝をついて叫ぶと、外では雷が鳴り響いた…。ところが、立ち上がった風真が歩いていくと、壁が開き、そこには神奈川県警のタカ(勝地涼)&ユージ(中村蒼)やネメシス社長・栗田(江口洋介)を始め、大勢の人々の姿が。実は、謎解きを行っていた光莉を監禁していた工場は、光莉が拉致前に作品を撮影していた映画のスタジオだった。
今回のサブタイトルは「真実とフェイクの間に」。謎解きの場所もフェイクだったという展開に視聴者も驚き、「まさかまさかの展開で面白かった」「壮大なトリック」「驚きの連続でした」といった投稿が寄せられ、Twitterのトレンド上位入りを果たした。
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