――「ラジエーションハウス」シーズン2の放送が決まった時の思いをお聞かせください
前作から約2年経って、またあのにぎやかな仲間たちに会えるのが楽しみでなりませんでした。
――高視聴率を獲得したシーズン1の撮影や放送の反響などを振り返っていかがですか?
みんなで一丸となって作り上げた“ラジハ”を、たくさんの人に見てもらえたことはうれしいですし、作品も報われたと思います。
――改めて、五十嵐唯織という役柄についての印象や思いをお聞かせください
医学に関しては経験も知識も豊富なのに、それ以外のことに関してはなかなかのポンコツです。唯織のすべての機動力は、杏を支えたい気持ちからきています。彼の患者への思い、病気を見つける執念はすさまじいものだと感じています。
――シーズン2の台本を読んだ感想・印象はいかがでしたか?
新しい仲間も増えて、またラジエーションハウスが再始動し始めるようにワクワクしました。いい意味でみんな変わっていないし、それで挑戦する制作側の勇気も感じました。そして、また再びページをめくるたび、専門用語の長セリフがないかヒヤヒヤもしました。
――絶賛撮影中の“チームラジハ”の雰囲気はいかがですか?
相変わらずみんながそろうとずっとおしゃべりが止まりません。鈴木雅之監督が“ラジハ”で1番大事にしているチーム感は2年経っても薄れることなく、むしろさらに強まっていると感じました。
――「ラジエーションハウスII 」の放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージ
病院を陰で支える放射線技師たちに光を当てた今作。彼らの働きがたくさんの患者さんを救い、見てくださる方々に元気を与えてくれると思います。新メンバー(後日発表)も加わってパワーアップした“ラジハ”を最後まで楽しんでもらえたらうれしいです。
2年前、このドラマは「“縁の下のヒーロー”たちの物語」と紹介されました。あまたある医療ドラマとは一線を画すこのドラマの“放射線技師”たちは、“外科医”や“救命救急医”よりも「命」から遠く、“看護師”よりも「患者」から遠い存在でした。それでも、こうしてシーズン2を迎えることができたのは、決して華やかとは言えない“縁の下の力持ち”のチームワーク、そして人間ドラマが、多くの視聴者の方々に共感していただけたからだと考えております。
また何より、その“縁の下の力持ち”を個性豊か、かつ魅力的に演じてくださるキャストの皆さんによって、このドラマは支えられていると強く感じています。主演の窪田正孝さんをはじめ、この2年間でドラマや映画など、それぞれ他の現場でご活躍されたキャストの皆さんが、一回りも二回りもパワーアップして“ラジハ”に帰ってきてくれました。シーズン1からの思いそのままに、新しく始まる“目には見えない体の中を写し出す病の写真家たちの物語”にぜひご期待ください。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)