5月18日、SKE48の6期生(青木詩織、北野瑠華、竹内彩姫、日高優月、井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香)が、地元・名古屋でライブイベント「SKE48 6期生Zepp Nagoya 単独ライブ2nd ~6期が好きだ~ Supported by ゼロポジ」を行った。
6期生は2019年9月にもZepp Nagoyaでライブを開催。2度目となる今回のライブは、5月いっぱいでSKE48を卒業する竹内の卒業目前に開かれ、現在在籍する6期生7人がそろう最後のステージとなった。
そんな6期生の2度目のZeppライブ、ステージに立った7人からは「“ベテラン”の立ち位置を引き受けた」――そんなどっしりとした雰囲気が感じられた。
6期生のデビューは2013年で、現在9年目。キャリア的には十分にベテランなのだが、SKE48には今年4月まで1期生・松井珠理奈と2期生・高柳明音という、長年選抜メンバーとして活躍してきた2人が在籍していた。特に4月までのこの1年強は、卒業するということで2人がフィーチャーされることも多く、さすがにこの2人と並ぶと9年目を迎えた6期生といえども、追い越す立場の“後輩”感を完全に拭いきることは難しかった。
しかし、2人の卒業後初めて開催された今回のライブでは、7人がグループ全体のことを考えている、グループの中核を成してリードする“先輩”や“ベテラン”としての存在感が言動に表れていた。
終演後の囲み取材では、「私たちのパフォーマンスを見て『私たちもこうやってパフォーマンスしたいな』とか、(中略)改めて思ってもらえる、そんなライブになればいいなって思いながらステージに立っていました」(井田)、「今日が起爆剤の1つになって、SKEにとってもプラスになる1日になっていればうれしいなと思います」(鎌田)、「もっと自分たちを表せるように頑張ってもらいたいなって思うし、私たちもそれを支えられるような先輩にこれからなっていきたいなって思います」(熊崎)と、後輩メンバーを意識したコメントが多く聞かれた。
さらにステージ上でも、竹内は6期のライブに(コロナ禍のため各期から1人ずつではあったものの)ドラフト1期から9期の後輩メンバーを呼んで一緒に1曲披露する形でフィーチャーし、“今日の感想”を話すMCでは北野が「普通ならこうやって期ごとのライブってできないと思うんですよ。でも6期がこうやって2回もできたっていうのは、やっぱり1回目のライブが誰か1人にでも評価されたのかなっていう、その結果なのかなって」と、興行的な面を意識しているかのようなコメントを残した。
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