3月15日(水)夜10.00から放送される大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」(NHK BSプレミアム)の試写会が、東京・渋谷のNHK放送センター内で行われ、主演の林遣都が登壇した。
同作は、大阪・西成を舞台に美容師の青年の成長物語を描く。父・吾郎(吉田鋼太郎)との間に確執を抱える翔太(林)は、母の葬儀に出席するため久しぶりに故郷へ。
葬儀をすっぽかした父親を見つけ出して殴ったまでは良かったが、そのために父は指を負傷。翔太は、父に代わって渋々店に立ち始めるが、個性の強い大阪の人々を前に苦戦が続く。
撮影はオールロケで、10日間ほどの日程の内、9割を西成で収録したという。
林は西成の印象を聞かれ、「刺激的で面白い街。外国人観光客の方に話を聞いても『人を受け入れてくれる街』と何度も耳にして、すてきな街だと思いました」と振り返る。さらに、「僕も関西の人間なので特別な思いを持って(作品作りに)参加しました」とも語っていた。
また、父親役の吉田とは、冒頭のシーン以外にも、胸倉をつかむ険悪な場面がたびたび訪れる。
林は、「以前にもご一緒したことがあったのですが、今回の台本を読んでバチバチにやらせてもらえるということで、すごく楽しみにしていました。(共演は)想像もつかないことばかりでした」と明かした。
記者から「(吉田からの)アドリブはあったか」と質問が飛ぶと、「しょっちゅう」と答え、笑顔を見せていた。
大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」は3月15日(水)夜10.00からNHK BSプレミアムで放送。
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