恵比寿マスカッツが5月16日に無観客オンラインライブを行った。新型コロナウイルス感染防止の観点からも現在所属するメンバー30人を10人ずつに分けた3部構成で、第1部ではMOMOROCK、第2部では紅蠍、第3部では三上悠亜とATMがユニット曲を初披露。今回はリハーサルから潜入、その貴重な写真を公開。リハからライブまで改めて振り返っていく。
▼第1部ライブリポート詳細はこちらから!MC・市川まさみ&友田彩也香のインタビューも掲載!
▼第2部ライブリポート詳細はこちらから!MC・吉澤友貴&神崎紗衣のインタビューも掲載!
▼第3部ライブリポート詳細はこちらから!MC・三上悠亜&みひろのインタビューも掲載!
2020年は新型コロナウイルスの影響を受け残念ながらライブ中止が相次ぎ、今回は2019年12月27日以来、約1年半ぶりのワンマンライブ。本番を控えたメンバーたちは緊張感を漂わせながらも自然と笑顔にあふれていた。ライブ当日は、夕方から各部のリハーサルが順次進行。本番衣装を身に着けて臨むメンバーや、リハ用Tシャツ姿のメンバーなどさまざまだ。
本番直前のリハでも確認事項をその場で声を掛け合って修正したり、リハ後に確認し合ったりする様子も。特にカメラ目線についての指摘が飛び交っていた。久々のライブが無観客というのはご時世的に仕方ないこととはいえ、やはり目の前で見せられないという残念な気持ちは否定できない。そんな中、各チームでリハに臨むその表情からは、オンラインライブでも最大限ファンに楽しんでもらいたい、画面を通して少しでも気持ちを伝えたいという思いが感じられた。
今回は3チームに分かれ、歌割や曲順、フォーメーションやMCなど各チームメンバーの裁量にゆだねられていたそう。話を聞くと、1期生メンバーは比較的2期生・3期生を信頼して任せてみようという思いもあったようだった。
10人ずつのチーム構成というのはリリースイベントに近いものがあり、少人数制になったことで各メンバーの魅力がいつも以上に伝わりやすいライブに。今回は新加入した3期生5人にとって初ワンマンライブということもあり、これは結果として良い形でもあったように思う。また、客席から他チームのライブを見ていたメンバーは1曲目から最後まで笑顔でサイリウムを振り大興奮。その姿は、ファンのコメントや各々頭に思い浮かべたファンの笑顔とともに、ステージ上のメンバーの心を盛り上げたはずだ。
第1部は、ユニット“MOMOROCK”メンバーの桃乃木かな、辰巳シーナ、如月さやの3人と、市川まさみ、羽咲みはる、架乃ゆら、桜もこ、友田彩也香、奈良歩実、栄川乃亜。
第1部のライブリーダーを務めた架乃はライブ中、「打ち合わせの日程を取ったことしか仕事をしておりません」とコメントしていたが、リハーサルではマスカッツリーダーの市川とともに率先してスタッフ側と確認するなどチームを引っ張っていたようだった。ワンマンライブ初出演となる3期生の栄川も緊張した表情だったが周囲が温かくサポート。そんなチームの結束力の高さをベースに、MOMOROCK桃乃木・辰巳・如月のカッコかわいさ、市川・友田・架乃の安心感、羽咲と栄川のアイドル性の高さ、桜・奈良のクセになる空気感がバランス良く楽しめた。
ライブ終了後、第1部MCの市川と友田に感想を聞くと「こういうライブもいいな」「楽しすぎて記憶がないです(笑)」などコメントしてくれた。
第1部のライブリポート・写真と、市川と友田のインタビュー全文は下記記事をチェック!
▶恵比寿マスカッツ、無観客ライブを初開催 桃乃木かならMOMOROCK楽曲初披露、奈良歩実の独特な感性さく裂【第1部】
第2部は、ユニット“紅蠍”メンバーの吉澤友貴、神崎紗衣、宮村ななこ、山岸逢花、広瀬りおなの5人と、由愛可奈、黒沢美怜、なつ葵、希島あいり、深田結梨。
このチームには山岸、広瀬、希島、深田と、3期生4人が集結。リハーサルでは立ち位置やフォーメーションなど調整しているシーンも少し見られたが、SNSでは新メンバーのみの練習風景や先輩メンバーを交えてのレッスン姿がたびたびアップされていたり、リハ中に吉澤と神崎が見守る様子もあったり、本番では新メンバーも既存メンバーと変わらないレベルのパフォーマンスを披露した。マスカッツの大きな魅力の一つといえるセクシーさを“紅蠍”吉澤、神崎、宮村、山岸、広瀬が存分にかもし出し、愛される“クセの強さ”(?)を持つ由愛、黒沢、なつ葵がアクセントを加え、希島・深田の3期生コンビがおいしくいじられるなど、パワー強めなステージに仕上がっていた。
第2部MCの吉澤と神崎には、リハーサル後に意気込みを聞いたが、「(チーム制で)フィーチャーされやすいのが良い」「(みんな)練習しただけの自信が顔に出てた」などとコメントしてくれた。
第2部のライブリポート・写真と、吉澤と神崎のインタビュー全文は下記記事をチェック!
▶恵比寿マスカッツの“初体験”無観客ライブ、紅蠍が楽曲初披露!宮村ななこの大胆衣装が暴走【第2部】
第3部は、ユニット“ATM”メンバーの石岡真衣、藤原亜紀乃、松岡凛、まいてぃ、白藤有華、松本ゆん、小林ひろみの7人と、三上悠亜、川上奈々美、みひろ。
このチームは「がむしゃら」と「経験豊富」という2つの魅力を放っていた印象も。個性豊かな“ATM”の石岡、藤原、松岡、まいてぃ、白藤、松本、小林が元気に全力で振る舞い、エースの三上、経験値の高い川上とみひろが上手くまとめるチーム力があった。また、意外にも緊張していたという三上による貫禄のソロステージ、“ATM”の演劇のようなパフォーマンスがライブで見られたのは、ファンにとって喜びの一つだっただろう。前半ではテンション高く盛り上げ、後半のユニット曲と名曲「たがため」では切なく、最後にマスカッツの代表曲「バナナ・マンゴー・ハイスクール」でこの日のライブをしっかり締めくくった。
第3部MCの三上とみひろに感想を聞くと「マスカッツって超魅力満載だなって思いました!」「いろんなマスカッツが見られて楽しい一日になりました」などコメントしてくれた。
第3部のライブリポート・写真と、三上とみひろのインタビュー全文は下記記事をチェック!
▶恵比寿マスカッツ、三上悠亜&ATMが初無観客ライブで楽曲初披露 川上奈々美らの新事実も発覚【第3部】
10人ずつのチーム制で、各メンバーの魅力もより強く伝わったこの日のライブ。振り返って見ると、第1部で約1年半溜めに溜めたエネルギーを爆発させ、第2部でさらにパワーを乗せて推進力を増し、第3部でそれまでの熱気をしっかり受け止め締めくくる、3部通しても上手く緩急の効いたライブに。改めて、全員がステージに勢ぞろいしパフォーマンスする姿が待ち遠しくなった。
※記事初出時、一部お名前に誤りがございました。訂正してお詫びいたします
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)