松本まりか、クランクアップで涙「この作品の前、笑えなくなっていた時期があった」＜最高のオバハン 中島ハルコ＞

5月29日(土)に最終話が放送される「最高のオバハン 中島ハルコ」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。このたび、松本まりかがクランクアップした際の現場レポートが到着した。松本は、涙をぬぐいながら「実はこの作品の前、笑えなくなっていた時期があったんですけど、笑えるようになったんです」と思いを吐露。「本当にもう無理なんじゃないかって思うこともあったんです。でも、この現場がすごく楽しくて、(心が)折れるってことがなかったのは、ここのスタッフさんとの時間がすごく楽しくて心地よかったから」と感謝の気持ちを明かした。

大地真央演じる“名古屋出身の毒舌スーパーレディ”こと中島ハルコとバディを組んだ、菊池いづみを演じた松本。このたび、ロケ先の愛知県額田郡幸田町でクランクアップを迎えた。

早撮りで2020年末に撮影が進められていた今作。松本のロケ最終日がドラマ自体のオールアップとも重なり、現場にはその瞬間を待ち構えるソワソワとした空気が…。スタッフの「松本まりかさん、オールアップです」の掛け声で盛大な歓声が沸き起こり、監督から花束を渡されると、松本は「わー！」と一度は歓喜の声を上げたものの、「どうしよう、こんなはずじゃなかったのに」と後ろを向いて涙を拭った。

その後、30秒ほど言葉にならず涙をこらえる松本だったが、一息つき、「みなさま、本当にお疲れ様でした。正直、すっっっごい楽しかったです。本当に個人的な事なんですけど…今回、体力的には極限の状態でこのドラマをやらせていただいていて、本当にもう無理なんじゃないかって思うこともあったんです。でも、この現場がすごく楽しくて、(心が)折れるってことがなかったのは、ここのスタッフさんとの時間がすごく楽しくて心地よかったからだなって本当に思います」と現場への感謝を伝えた。