倉科カナ、役作りでロングヘアを40cmバッサリカット「監督もビックリしてました(笑)」上品な“透け感”ホワイトコーデで登場

2021/05/22 05:30 配信

映画 会見

倉科カナが映画「女たち」公開祈念トークイベントに登場した

倉科カナが5月21日、東京・よしもと有楽町シアターで行われた映画「女たち」公開祈念イベントに、主演の篠原ゆき子と共に登壇。上品な“透け感”のホワイトコーデで登場し、撮影エピソードなどを語った。

同作は、「ハチ公物語」(1987年)、「GONIN」(1995年)など多くの映画を手掛けてきたプロデューサー・奥山和由が初めて女性のために製作した映画で、自然豊かな小さな田舎町を舞台にそれぞれ事情を抱えた女性たちが繰り広げる生き様が描かれている。

倉科が演じる香織は、篠原が演じる主人公・美咲が心のよりどころにしている親友。「奥山さんとは映画祭とかで擦れ違うことが何度かあって、『いつか仕事ができたらいいね』って言ってくださってて。そういうつながりから『実はこういう企画があってね』とオファーを頂きました。送っていただいた台本を読んだら、香織ちゃんという役柄が、倉科カナの表面じゃなくて、私しか知らないような表情を“香織ちゃんを通して”出せるのではないかなって思って、面白みを感じて引き受けました」と出演を決めた理由を明かした。

香織を演じるに当たって、長かった髪を40cmもバッサリとカット。これはプロデューサーや監督からの指示ではなく、倉科自身が提案したことだった。「奥山さんも監督もビックリしてました(笑)。今回、『女たち』という作品なんですけど、香織ちゃんは女を憎んでいるようなところがあるんです。香織ちゃんの生活を想像した時、朝起きて髪を結んだり、シャンプーをした後にコンディショナーを…というのが全然イメージできなくて。なんなら髪の毛一つで表現ができてしまうので、そんなニュアンスが出ると香織ちゃんではないと思ったので、『切らせていただいていいですか?』って」と台本から読み取った“香織”のイメージに合わせるため、切ることに迷いはなかったと語った。

関連番組