――お互いの印象はいかがでしょうか。
比嘉:竹財さんは爽やかな風が常に吹いている感じです。今回が初めてじゃなくて何度もご一緒しているんですが、いい意味でフラットな人だなと思っています。気分の浮き沈みが、そんなになくて安定している感じはしました。
竹財:だいたい緩いって言われます。
比嘉:気張り過ぎているわけでもなく、自分の心地いい居方や自分らしさを分かっている方だなと思います。だから、一緒にいるとこっちも気を張らなくていいというか、ありのままで居られます。
――そういう空気が流れているんですね。
比嘉:だから、風が流れています。
竹財:(笑)。比嘉さんは楽です。一緒にいても苦じゃないし、お芝居していても楽しいです。比嘉さんこそ、風が吹いてますよ。みんなを和ませる風が吹いています。マイナスイオンが出てるよ。
比嘉:ちょっと照れ臭いね、お互いの前でいいところを言い合うのは(笑)。
――この作品は小さな擦れ違いが大きな亀裂を生む話ですが、お二人は家族と擦れ違いを埋めるために心掛けていることはありますか?
比嘉:私の場合は、ちゃんと向き合って話し合いをするようにしています。自分が悪い時は素直に謝って、誠実に思いを伝えることを諦めないようにしています。人と関わるときはそういうところを大事にしています。
竹財:僕は、うそを付かないことが大事だと思います。一つうそをつくと、そのうそを隠すためにもう一つ嘘をつくことになるので。
比嘉:和真がまさにそうだね(笑)。つらいですね、演じるの。
竹財:そうなんですよ。なので、フラットな状態で話ができる環境を作ることと、お互いにその日にあったことを話すように心掛けています。特に、話す時間を作ることを大事にしています。
――どんな話でもいいということですか?
竹財:何でもいいです。友達でもパートナーでも関係なく、とりあえず、言葉を交わすというのは本当に大事だと思います。忙しいということにかまけて話さずに起こった擦れ違いは、怠けているだけだと思っているので。そういう意思疎通を図れる友達、パートナーだったら、擦れ違わないんじゃないですかね。
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