6月6日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に俳優の山田孝之が出演。前週に引き続き林修のインタビューに答え、俳優という職業への思いや注目を集めたNetflixドラマ「全裸監督」に出演を決めた際のエピソードを語った。
中学3年の3学期に上京、卒業までの1学期だけ東京の学校に通ったという山田。すぐに今の事務所にスカウトされて芸能界入りした。「なんか女の子だと思って声を掛けていたみたいで。かわいかったんですよ、昔は(笑)」と、ニコニコと当時を振り返った。
中学卒業後は、アルバイトをしながらオーディションを受け続けた。「何十回も落ちまくった」という時期を経て、15歳の終わりにドラマ「サイコメトラーEIJI2」(1999年、日本テレビ系)のオーディションにパスし、俳優デビュー。その後、鈴木杏や栗山千明、松本まりか、山崎育三郎らと共演した「六番目の小夜子」(2000年、NHK総合)に出演。さらに大河ドラマ「徳川・葵三代」(2000年、NHK総合ほか)、連続テレビ小説「ちゅらさん」(2001年、NHK総合ほか)と、俳優としてキャリアを積んでいった。
「最初の2年くらいは芝居が何かも分かっていないですし、もちろん楽しさなんてないですし、ただ必死の状態だった」という山田が初めて“演技の楽しさ”を感じたのが「ちゅらさん」だった。
「国仲涼子さんの弟役をやって、ふとしたときに『あれ、もしかしたら芝居って楽しいのかも』って思ったんですよ。“かも”ですけど」と振り返り、俳優という仕事について「つらいことも、嫌になることも辞めたくなったことも何度も、みんな一緒であると思うんですけど、結局は『好き』っていう気持ちがあるから続いているんだろうなと思う」と語った。
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