和田聰宏、共演のシシド・カフカに物申す!?「僕はSじゃない(笑)」

2017/03/15 06:00 配信

ドラマ インタビュー

ヘタレ刑事土井を演じる和田聰宏が最終回の見どころを語る(C)NTV


――旅人のように、五感のどれかを発達させることができるとしたら?

耳、ですかね。単に聴力がないだけなんですが(笑)。もしかしたら自分だけが聞こえていない音がたくさんあって、その音が自分の耳に入ってきた時、感覚に変化があるのかなって。

せりふもリズム感が大切だと考えているので、耳が良ければ俳優としてやっていく上でも生かせると思います。ちなみにこれもカットされましたけど…第5話で犬飼役の吉田栄作さんが引いているサックスの音楽を、口ずさむと言うシーンがあったんです。撮影の1週間前に音源渡されたんですが、全然覚えられなくて。

でもシシドさんに聞かせたらすぐに覚えて…聞いてすぐに口ずさめるわけですよ。だから僕は、本当に耳が悪いんだなーと感じました。

――和田さんにとって今作はどんな作品になりそうですか?

「本編に対してはそんなに重要ではないけど、全編を見ていく上ではリラックスする部分」。今はそんな部分を任されてる気がするんです。

いつかはやりたかったけど、難しいと感じていたコメディー的な要素を持つ役を、堤さんの演出でやらせていただけたのがすごく大きなことだと思っています。第3者から見た僕に対するイメージは、二枚目の部類に入っていると思われがちですが、土井潤一というキャラクターを演じることによって「和田はこういう芝居もできるんだ!」と思っていただけたらありがたいです。

土井はすごく振り幅のあるキャラだと思うので、他の役を演じるときに、同じような役ばかりを演じるよりもすごく説得力が出る。正直、こういう役はどんどんやりたいです(笑)。

――最終回を楽しみにするファンへメッセージをお願いします

最終回では旅人が抱える闇、そして過去がどんどん明かされていきます。そして、前を向いて生きていく人たちも描かれているので、さまざま楽しみ方ができると思います。

僕については、増子といるときの表情を特に意識して芝居をしているので、どんな表情をしているか、画面の奥の方に目を凝らしてこらして見ていただけるとうれしいです!