見上愛、岡山天音、須賀健太、磯村勇斗ら主演のオムニバスドラマ「箱庭のレミング」放送決定　SNS上の若者の“心の闇”を描く

藤井道人監督コメント

SNSは、私たちの生活にとって、とても大きな役割を果たしていると思います。新しい人格、新しい情報、新しいコミュニティ。使い方を間違いさえしなければ、私たちの生活を、より豊かにしてくれるものでしょう。本作は、SNSによって人生を踏み外した若者たちの4つの物語です。SNSという箱庭のなかにとらわれた彼ら、彼女たちのてん末が、見てくださった方々のSNSと向きあって生きていく気づきになればと思います。

磯村勇斗コメント

ひと昔前は、SNSを利用する。だったのが、今やSNSに侵されている。そんな世の中になっているのではないかと危機感を覚える、現在のSNS文化。いろいろな情報が手に入り、世界とつながることもできる便利な時代にはなりましたが、広いようで実はせまいこの「箱庭」は、使い方、考え方を一歩間違えると、自分を滅ぼしてしまう気がします。この作品では、そんなSNSにとらわれた人々が、人気者になりたい、「いいね」が欲しいという自己承認欲求から、どんどん崩壊していく狂気じみたスリラーストーリーになっています。この作品が、今一度「SNS」とのつきあい方を考えるきっかけになればと思います。