6月12日(土)放送の「有吉反省会」(日本テレビ系)に、ゲストとしてブラジリアン柔術家の橋本知之選手が登場。柔術以外何もできず人に迷惑をかけまくっていることを反省した。
橋本選手は、ブラジルで誕生した寝技主体の格闘技であるブラジリアン柔術において数々のタイトルを獲得した、日本を代表する選手として活躍。また、岡田准一主演の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」に、格闘センスを生かして敵役として出演している。
そんな橋本選手だが、実は柔術以外は全くダメダメらしい。弟の橋本淳選手に聞いてみると「ゴキブリがすごい苦手で、僕に任せたりすることが多く、僕がいない時は業者を6万円かけて呼んだりしてました。財布をよく失くして落とすたびに『お金貸して』って言われます。試合で海外に行った時もパスポート失くしたり、自転車に乗って来たのを忘れて徒歩で帰ったり」という凄まじいダメっぷり。
一方、橋本選手を師匠と崇め、VTR出演した岡田は「柔術はバケモンですよ。力でもスピードでもないタイミングと適度な体の使い方、相手に重さを伝えたり、世界のトップ選手たちと肩を並べている選手。僕らと見えてるものが全然違う人。ブラジリアン柔術以外は興味ない人で、社会性とかは100点中2点。普通の物差しで測ってあげないでほしい」と理解を示していた。
MCの有吉弘行やバカリズムなどスタジオからも「すごい選手なんだからそれで十分」という声が上がると、本人は「社会性がなかったからこの仕事を…」と弁明し、一同納得。
「映画は一生懸命やってらっしゃいましたけど、あれはどういう縁で?」と有吉が尋ねると、橋本選手は「岡田さんを教えることがあって『映画興味ありますか?』と言われて、出たいからすぐ出るものじゃないじゃないですか。でも、具体的な話をもらって、出られるんだったら出たいと」と当時の心境を語った。
橋本選手をキャスティングした岡田は「映画でやっていない技を入れたくて、デラヒーバからのベリンボロというのがブラジリアン柔術の技にあって、日本で一番うまくできる人が橋本さん。江口監督に『面白い人いますよ』って言ったら『普通の大学生みたいでおもしろい』って話になって出ていただいた」と経緯を説明。
橋本選手が映画の撮影に遅刻したことを伝えると、岡田は「ま、そういう人なんで来てくれただけでありがたい。お待たせした時、帰るんじゃないかなと思って。『まだなんすか?』『すみません、お待たせして』って感じで、早く(柔術の)練習したい、それが橋本さんにとって一番大事。でも『いい経験だ』って言ってくれたのでよかった」と感謝の意を述べていた。
次回の「有吉反省会」は、6月19日(土)夜11時30分より放送、ゲストとして元プロ野球選手の田代将太郎さんが出演する。
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