中学生のしずかちゃんで話題!小宮山莉渚、上京後は「家でお菓子作りをしています」

2021/06/24 20:23 配信

芸能一般 インタビュー

小宮山莉渚 撮影:石塚雅人

ソフトバンクCM「5Gってドラえもん?」に中学生のしずかちゃんで出演し、話題となった気鋭の若手女優・小宮山莉渚が「グラビアザテレビジョンvol.55」に登場。誌面では公開しきれなかったデビューの話や家族の話などを存分に語ってくれた。

――まずは、デビューのきっかけから教えてください。

小宮山:小学校5、6年生の頃に、お姉ちゃんが読んでいたファッション雑誌を一緒に見るようになって、モデルの世界に憧れるようになりました。でも勇気が出なくて、ずっとオーディションに応募できずにいたんです。そしたらお姉ちゃんが「やってみたら?」って背中を押してくれて。結果的に最終選考で落ちてしまったんですけど、そこで今の事務所に声をかけてもらいました。

――最初はモデル志望だったんですね。

小宮山:今もモデルのお仕事をやってみたい気持ちはあるんですけど、演技のお仕事も楽しいです。自分とは違う性格の女の子を演じているなかで、こういう性格の子はこうやって考えて、こんな気持ちになるんだっていうことを知れるのが面白くて。

――演じるのが難しかったのは、どんなタイプの女の子ですか?

小宮山:やっぱり自分の性格とは違うからか、内気な子は難しいなって思うし、逆にキャピキャピした子も難しいです(笑)。

――いろんな性格の人の気持ちを知っていくために、心掛けていることはありますか?

小宮山:邦画をたくさん見るようになりました。演技のお仕事を始める前から映画自体は好きだったんですけど、『クレヨンしんちゃん』とか『ドラえもん』とか、アニメ映画しか見ていなくて……。最近は、Netflixで韓国の恋愛ドラマとかもけっこう見ています。それこそ恋愛系の作品を見ることはあまりなかったんですが、『愛の不時着』は面白かったです。

――地元の宮城県にいた頃は、校則が厳しくてカラオケに行ったりプリクラを撮ったりすることが禁止されていたんだとか。

小宮山:そうなんですよ。公園で遊ぶか、イオンに行って買い物をするくらいしかできなくて。小学生までは公園でも十分楽しめたけど、さすがに中学生になると、やることがなくなりましたね。

――今年の春、高校への進学を機に上京されましたが、最近はどんなことをして過ごしていますか?

小宮山:家でお菓子作りをしています。上京前に宮城に住んでいるおばあちゃんが、いつも作っていたカステラの作り方を教えてくれたんですよ。そのカステラを作ったり、他にはシュークリームを作ったりもしました。あと、友達とディズニーランドに行ったら、たまたまお姉ちゃんと行く日が被った、なんてこともありましたね。私はランドで、お姉ちゃんはシーだったんですけど(笑)。

――すごい偶然!お姉ちゃんとは仲良しですか?

小宮山:仲が良いときと悪いときがあります。地元に住んでいた頃は、よく洗面所の取り合いをしてました。毎日のように喧嘩してたので、上京してからは2人で使える広さの洗面所になったんですよ(笑)。背丈が同じくらいなので共有で洋服を買うこともあるんですけど、ほとんどがお姉ちゃんの部屋に置いてあるんです。「着たいから貸して」って言っても、お姉ちゃんの機嫌が悪いときは「なんで貸さなきゃいけないの!?」って言われて、喧嘩に……。

――喧嘩エピソードばっかりじゃないですか(笑)。まぁ、“喧嘩するほど仲がいい”ってよく言いますからね。

小宮山:そうですね。家族の仲はいいと思います。お父さんが休みの日には、一緒にランニングに行くこともあるし。昔はお父さんに連れられて渋々走っていましたが、少しずつ楽しくなってきて、ステイホーム期間はひとりで河川敷を走ったりしていました。動くことが好きなんですよ。「じっとしていなさい」って言われると、耐えられない(笑)。家で過ごす時間も楽しいけど、せっかく上京してきたし、世の中が落ち着いたらもっといろんなところに遊びに行きたいなぁ。

取材・文/とり


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