高畑充希の映画愛が伝わる!映画「浜の朝日の嘘つきどもと」場面写真解禁

2021/06/23 07:00 配信

映画

映画のフィルムを愛おしそうに見つめる茂木莉子(高畑充希)(C)2021 映画『浜の朝日の噓つきどもと』製作委員会

高畑充希が主演を務め、9月10日(金)より全国公開(福島県は8月27日金曜先行公開)される映画「浜の朝日の嘘つきどもと」の場面写真が解禁された。高畑演じる主人公・茂木莉子(本名・浜野あさひ)が映画のフィルムを愛おしそうに見つめる様子や、解体工事が始まった「朝日座」を名残惜しそうに見つめる支配人の森田保造(柳家喬太郎)と莉子の二人を捉えた1枚の他、「朝日座」のラインアップについて莉子の恩師・田中茉莉子(大久保佳代子)が保造に抗議する緊迫した場面などが公開された。

また、莉子と茉莉子、茉莉子の彼氏・バオ君(佐野弘樹)の3人がゲームを楽しむ様子や高校の屋上で物憂げな表情でたばこを吸う茉莉子、さらに、相馬地方の名物・相馬野馬追祭りの馬を見つめる莉子を収めた写真も解禁。今回解禁された6枚は、同作の舞台である閉館寸前の映画館「朝日座」にまつわる登場人物たちの姿を映し出し、作品の世界観を感じさせるシーンとなっている。

高畑充希はタナダユキ監督と初タッグ


同作は、東日本大震災後の福島・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身で26歳の莉子が恩師との約束「朝日座の再建」のため、小さな“うそ”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語。

百万円と苦虫女」(2008年)や「ロマンスドール」(2020年)など、多くの話題作を世に送り出してきたタナダユキ監督によるオリジナル脚本となっている。「朝日座」再建に奔走する主人公を演じる高畑は、同作でタナダ監督と初タッグを組む。

そして、今最もチケットが取れないと言われる落語家・柳家喬太郎が「朝日座」の支配人・森田保造役を、バラエティー番組だけではなく「名も無い日」(2021年)や「喜劇 愛妻物語」(2020年)など、女優としても活躍しているオアシズ大久保佳代子が莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役をそれぞれ演じる。さらに、甲本雅裕佐野弘樹神尾佑竹原ピストル光石研吉行和子といった個性あふれる俳優陣が集結。

映画「浜の朝日の嘘つきどもと」あらすじ


100年近くの歴史を持つ福島・南相馬の映画館「朝日座」の支配人の森田保造(柳家喬太郎)の前に、ある日、茂木莉子と名乗る女性(高畑充希)が現れる。「経営が傾いた朝日座を立て直す」という高校時代の恩師・田中茉莉子(大久保佳代子)との約束のため東京からやって来た莉子は、「朝日座」の再建に奮闘する。すでに閉館が決まり打つ手がないと諦めていた森田は、莉子の熱意に少しずつ心を動かされていく。