――しかも、今回は7言語の字幕が付きますから、世界の人にも。
7言語ってすごいですよね。うちは世界進出に失敗しているから。でも、負けずに再度チャレンジを(笑)。その当時とは状況がかなり違ってますね。7言語の字幕が付くわけですから英語を喋らなくてもいいというのが大きい。インタビューでもネイティブな英語の受け答えができないと、まずプロモーションをさせてもらえなかったから、日本語のままでいけるというのはいい時代になりました。これでうちが世界進出できるかどうかは別ですが、英語以外の言語にマーケットが慣れ始めている状況ですからね。BTSやBLACK PINKのおかげかな(笑)。
――音楽は国境を超えるというのは以前から言われていたことですけど、言語の壁も超えて。
超えましたね。ネットのおかげで世界との距離も近くなった。
――ドリカム初のストリーミングプラットフォームとしてAmazon Prime Videoを選んだのもそういうところが良かったからですか?
そうですね。いろんなところから入ってきてもらえるし、7言語の字幕とかの環境を整えていただけるなんて、アーティストとしてはこんな嬉しい話はないですからね。
――ネットと言えば、DREAMS COME TRUEの公式アプリ「ドリアプリ」も6月からスタートしました。
僕は世代的にスマホよりもパソコンを操作する方が楽なんですが、実際にリサーチしてみると、アプリから情報を掴んで終わっていて、ホームページまで行ってない人が多いんですよね。なので、ホームページで伝えたい情報がアプリというガジェットというか、媒体で届きやすくなったことはすごく良かったと思います。パソコンの方が楽って言いましたけど、最近はAmazonの買い物を僕もスマホを使ってますからね。以前は家に帰ってからパソコンを立ち上げて、ログインして、って感じでしたが、今は「あれ?買えちゃう。買っちゃった!」みたいな感じで活用しています(笑)。
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