蒼井翔太、新曲「硝子のくつ」に込めた思い…「REAL⇔FAKE 2nd Stage」から着想「灰を被ってでも演じ切る」

2021/06/29 21:00 配信

ドラマ アニメ インタビュー

蒼井翔太が語る撮影の裏側

――撮影を振り返って、いかがでしたか?

蒼井 今回は前作では絡まなかった方々とも絡むシーンがあって、うれしかったです! いろいろな部分がパワーアップしているだけあって、試練もパワーアップしているんです。ほほえましいシーンだけではなく、苦しいシーンもあったのですが、前回絡まなかった方々と一緒にお芝居ができたのはうれしかったです。「REAL⇔FAKE」はキャストの仲の良さが際立っている作品なんですよね。僕は皆さんの会話を聞きながら、「同じ舞台に立って同じ時間を共にしている方々だからこそ生まれる空気感なんだろうな」と感じながら撮影に臨んでいました。

――特に印象的だった共演者はいらっしゃいますか?

蒼井 凪沙を演じたあらまっきー(荒牧慶彦)かな。凪沙はいきなりさらわれて縛られるシーンがあったのですが、撮影の合間もずっと縛られたままの苦しそうな体勢でいなくちゃいけなくて。なのに目が合うと、ニコッと笑ってくれるんですよ。それがかわいくて! 終始、癒やしでした(笑)。Sっ気が出てしまうような、かわいらしい瞬間を見せてくれるんです。でも、それを皆さんの前で言ったら「騙されないでくださいね!」って言われちゃいました(笑)。

――(笑)。そして本作のエンディングテーマ「硝子のくつ」では、作詞作曲も担当されています。どんなイメージで制作しましたか?

蒼井 「守りたいもののために演じる」というところですよね。人の心って、強いようで儚かったり、儚いようで成長を遂げて強くなったり…ガラスのような存在だなと思っていて。そして朱音たちは、ステージ上やメディアの中だけではなく、時には身内の中でさえ演じなければいけないこともある。それをシンデレラの物語になぞらえながら、「どれだけ灰を被ったとしても、守りたいもののためならガラスの靴を履いて演じ切ってやるさ!」というイメージを込めました。終わったと思ったけれどまた始まってしまった…というつらさだったり、それでも困難に立ち向かい、もう一度乗り越える力がほしいという朱音の思いを込めたんです。歌詞などのイメージは、台本の終盤を読ませていただいてから生まれました。


――それでは最後に、改めて「REAL⇔FAKE 2nd Stage」の見どころを教えてください!

蒼井 今回も大きな困難が降りかかっていますが、みんなが前を向いて歩けるような展開になると思います。1話1話、Stellar CROWNSを中心にいろいろなものがスパイラルのように渦巻いていますので、その中で歩いていく朱音が見どころです!

そして、初登場のASTRA RING。2人のユニットですが、ライバルにふさわしいオーラとたたずまい、キャラクターの濃さが立っています。全話見たら、Stellar CROWNS はもちろん、ASTRA RINGの2人のことも好きになるんじゃないかな。新たな登場人物も含め、みんなが困難に立ち向かっていく姿を見逃さないでください