妻夫木聡「日本とは違う規模感」1億円以上かけて渋谷のセットを作る中国映画に驚愕

2021/06/24 20:04 配信

映画 会見

妻夫木聡が映画「唐人街探偵 東京MISSION」の公開直前イベントに登壇した

7月9日(金)全国公開の中国映画「唐人街探偵 東京MISSION」公開直前イベントが、6月24日に都内で開催され、妻夫木聡鈴木保奈美浅野忠信三浦友和が登壇した。同映画は、中国旧正月初日の2月12日に公開されるや、初日に約10.1億元(約164億円)の興行収入を記録。歴代1位の「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)を抜き、全世界オープニング週末興行収入No.1の新記録を樹立した。

大ヒットシリーズ3作目の舞台は、日本・東京。中国の探偵コンビに加え、妻夫木演じる日本の探偵、タイの探偵もそろい、ヤクザ絡みの密室殺人事件解決のミッションに挑む。

撮影は約2年前に実施。妻夫木は「コロナでだいぶ公開は遅れてしまいましたが、日本が舞台なので、日本で公開されるのは心からうれしいです」と満面の笑み。

出来上がった作品について「やっぱり面白かったですね。テンポ感があり、こんなにも日本で遊んでくれたかと思うくらい、皆さん暴れまくってました」とニヤリ。

パート2にも出演しており、満を持して3の撮影に臨んだが「中国語のセリフがいっぱいかと思ってましたが、台本を見たら翻訳機を付けてて拍子抜けしました」と笑いつつも、「2が終わってからずっと中国語の勉強をしていたので、監督に言って日本語のセリフを中国語に変えてもらったりもしました」と打ち明けた。

鈴木は作品について「非常にカラフルでスピーディーではちゃめちゃで。何も考えずに笑える作品ですね」と言い、「妻夫木さんはじめ、みんな怪演という感じでステキでした」と爽やかな笑み。

浅野は、「僕自身、撮影もそうですが、出来上がった作品も腹を抱えるほど笑いました。妙な懐かしさがあって。小さい頃見たジャッキー・チェンのような映画を思い出し、そんな映画に出られるのはめちゃくちゃうれしかったですね」と明かすも、「何で僕は悪者なのかなと思いました」と苦笑いした。