――夜間医療を描く作品に出演することで、今、感じていることは?
夜間の救命救急病院は生死をすごく近くに感じています。全ての命を助けられないこともあるので、その時にはより強く感じることがありますね。役としてだけでなく、私自身としても感じます。
例えば、患者さんそれぞれにドラマがありますが、昼間とはまた違う夜間ならではの事情を抱えていて、そういった部分を作品で直面することで考えさせられますね。
――そういった部分は、お芝居に自然と出ていますか?
そうですね。美月(波瑠)の“全員受け入れたい。全員助けたい”という強い思いや、しっかりと患者さんのことを見ている姿を近くで感じていると、私自身も胸が痛くなるので、私自身が影響を受けた部分が幸保にも現れたらいいなと思っています。
取材・文=及川静
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