<ナイト・ドクター>岡崎紗絵、“強めな役”と自身とのギャップに「普段から先輩にも噛み付くと思われていたらどうしよう(笑)」

「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)で高岡幸保を演じている岡崎紗絵撮影=玉井美世子

幸保の心境も変化していきますね

――そういった面でも、幸保の向上心が現れている?

ありますね! 出てます!

――第3話の終わりで、幸保の働く病院に、北斗に付き添われてある女性が搬送されてくるという展開で終わりました。7月12日(月)放送の第4話では、2人の間に波乱が起きそうな雰囲気ですが、どうなっていくのでしょうか?

幸保の心境も変化していきますね。医者としても、プライベートでも。幸保は表面的には強い人で、そのインパクトが強いと思いますが、過去にそうならざるを得ない出来事があったからで、やさしい部分は絶対的に持っている人です。
いろいろ葛藤があった末に表面的に強い人になっていますが、本当はそんなに強い人間ではない。強がっているんですよね。強がらなきゃいけないと思っている、その理由が少しずつ現れてくると思います。

ナイト・ドクター」では、病院で救急に取り組む姿とプライベートとのギャップを描いているシーンも多くて、そこではまた違った人間味が描かれる。“青春群像医療ドラマ”ならではだと思いますし、後半に行くにつれて、幸保のイメージがさらに変わっていくのではないかと思います。

――演じていてもどの変化を感じますか?

彼女を覆っているバリアがどんどん溶けていくというか、一人になったときに出る部分が、周囲の影響でどんどん出てきたりするので、終盤は違う人になっていると思います。