――「おかえりモネ」への出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
とてもうれしい気持ちと同時に、動き出している物語に大切なバトンをお渡しするという役目への緊張がおそってきました。制作統括の吉永さんはじめスタッフのみなさんの作品への熱い思いが私の大きな力となりました。
そして、ヒロインの清原果耶ちゃんとは二作品ご一緒しており、私より相当年下ですが、女優さんとして本当に尊敬しています。果耶ちゃんの朝ドラを絶対にいいものにしたいと強く思いました。
――及川美波を演じてみての感想や役への印象を教えてください。
浅野忠信さんと内野聖陽さんのマドンナ的な存在という恐れ多い設定に、こんなことは一生に一度かもしれないと、おおいに楽しませていただきました。演出の桑野さんからも「マドンナ感」と「太陽のような人」というキーワードをいただき、美波が出てくるシーンが、太陽の光がふり注ぐように明るく元気なものになればいいなと思い演じていました。
――浅野さんや永瀬さんとの共演シーンはいかがでしたか?
浅野さんと永瀬さんの佇まいから、私たち家族の香りが漂ってきました。そして、私たちが歩んで来たであろう道がすーっと見えてきて、私の居た場所が見えました。お二人にあたたかく迎えていただき感謝しています。
陽気なみなさんに囲まれて、あんなに気持ちよくカラオケを歌わせていただいたこともとても貴重な経験でした(笑)。撮影期間は短かったのですが、家族として濃厚な時間を過ごしたような気がしています。
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