波瑠が主演を務めるドラマ「ナイト・ドクター」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第3話が7月5日に放送された。技術が足りず“ポンコツ”呼ばわりされる桜庭瞬(北村匠海)が自分の殻を一つやぶり救急医として一歩成長する展開に、視聴者から感動の声が上がった。
同作の舞台は、試験的に結成された夜間救急専門の医療チーム“ナイト・ドクター”。肉体的にも精神的にも厳しい現場で戦いながら唯一無二の絆を紡いでいく5人の救急医を波瑠、田中圭、岸優太(King & Prince)、北村、岡崎紗絵が、そして5人の指導医を沢村一樹が演じる。
第3話は、桜庭にスポットが当たった。実は桜庭は、あさひ海浜病院の経営母体「柏桜会」の御曹司だった。そして、生まれつき心臓が弱く、幼い頃に心臓移植を経験していた。今も免疫抑制剤を飲みながらの生活が続いており、感染症にもかかりやすい。母で「柏桜会」会長の麗子(真矢ミキ)は息子を心配し、救急医を辞めるよう言い渡した。
だが、桜庭の中には抑えきれない救急医への強い憧れと、人の命を救いたいという思いが。原体験は幼少期にあった。母の知り合いである本郷(沢村)が、街で急に苦しみだした子どもを助けた場に居合わせたのだ。
簡単な手伝いをした桜庭も、本郷から「よくやった」とねぎらいの言葉を受け取った。うまくできた。喜んでもらえた。ほめられた――夢の原動力とは案外、そんな小さな喜びの積み重ねだったりするものだ。
救急医を辞めるか、制約が多くてもまだ頑張るか。岐路に立たされた桜庭に、運命の機会が巡ってきた。ある夜、入院していた患者の容体が急変。他の救急医は皆手が離せない状況で、居合わせたのはスキルの低い桜庭と深澤だけ。桜庭は震える手を押さえながらメスを握り、自らの手で患者の体にメスを入れる外科的処置を行って窮地を切り抜けた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)