中村:誰も頼んでいないのに「あそこまで行ったら、休憩しよう!」とか言い出しそう(笑)。
山田:そうそう(笑)。カエルはカエルなりに相手のことをリサーチしているけど、その人の気持ちを考えないで突き進んでしまうから、面倒くさいキャラクターです。ある意味、うまく生きられないキャラクターでもあるのかなと思います。
中村:カエルは強心臓だよね(笑)。何があってもへこたれないという。最初に裕貴がカエル役だと聞いたときは「裕貴のまんまじゃん!」と思ったけど、そこは違うところだね(笑)。
山田:僕はメンタル超弱ですからね(笑)。でも、僕も倫也さんがネズミ役だと知ったときは、ピッタリだなと思いました。ネズミは落ち着きがあって、しっぽりお酒を飲みながら話を聞いてくれそうなイメージがあって、まさに倫也さんみたいなキャラクターですよね。
中村:さっき言った「山登りで一番後ろを歩いてそう」というのは、実際に僕が言われた言葉でもあるんだよね。だから、ネズミと一緒でいろんなことに気づいてしまう性格なんだと思います。
――お互いの声の印象は?
中村:カエルはともすれば邪魔な存在になってしまう危険性があると思うんですよね。でも、裕貴の愛嬌がカエルというキャラクターを魅力的にしていて、そのうえでウザい感じを出すのがうまい。裕貴にぴったりだと思いました。
山田:倫也さんは落ち着いた声で、思ったよりも低いトーンでやられてましたよね。僕は完全に「今日は倫也さんがいてくれてよかった」と思いながらアフレコをやっていました(笑)。
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