虹のコンキスタドールが3月19日、東京・フジテレビ7F屋上庭園のフリースペース「フジさんのヨコ」で行われた「フジテレビ・ミステリーツアー」に出演した。
「フジテレビ・ミステリーツアー」は、参加者自身が謎解きやミッションをこなして物語を展開させる参加型ゲームイベントで、第1弾の今回はアイドルとのコラボが実現。1日目の18日にはFES☆TIVEとアップアップガールズ(仮)、2日目の19日午前は大阪☆春夏秋冬が登場し、虹のコンキスタドールはイベントのトリを務めることになった。
イベントでは、ミスターマシュマロに奪われてしまった、アイドルたちの大切なある「モノ」=“声”を取り戻すため、フジテレビ社屋各所にちりばめられた謎をファンたちが解き明かすことに。各グループのメンバーたちは、謎解きに挑むファンをサポートしていく。
ファンの前に姿を見せたものの、声を奪われているため言葉が発せない虹のコンキスタドールのメンバーたち。喋れない代わりにボードで意気込みをファンに伝え、声を取り戻そうと会場の外に飛び出していった。
メンバーに続いて会場を出たファンたちは、社屋各所にある謎を探し、その謎を解いていく。難問に苦戦しながらも、2カ所でメンバーと対面してヒントをもらったファンたちは、全ての謎を解き明かし、メンバーの声を取り戻すことに成功。ゴール地点で待つメンバーから、労いの言葉を掛けてもらっていた。
ファンのおかげで、無事にライブができることになった虹のコンキスタドール。的場華鈴の「声を取り戻してくれて、本当にありがとうございます!」という掛け声とともに、「トライアングル・ドリーマー」でライブをスタートさせる。
謎解きで疲れ切ったファンをライブの盛り上がり曲で元気にすると、根本凪が「フジさん(のヨコ)が溶けちゃうくらい、虹コンが熱くしちゃおー!」と呼び掛け「THE☆有頂天サマー!!」へ。
その後、4月26日(水)発売のメジャーデビューDVDシングル「ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド」などを披露し、「ブランニューハッピーデイズ」で「フジテレビ・ミステリーツアー」を締めくくった。
イベント終了後、奥村野乃花、根本凪、的場華鈴の3人にインタビューを実施。奥村は「遊園地のスタッフさんになれた感じがして、楽しかったです。誘導じゃないけど、(ファンの人に)『これがヒントだよ!』みたいな」とイベントを振り返る。また、声を奪われたためにゴール地点で待つメンバー以外は喋ることができず、根本は「ジェスチャーの大事さを学びました」と若干苦労した様子。
ゴール地点にいた的場は「他のメンバーはジェスチャーで頑張って伝えて、私たちは『みんなが謎を解いてくれたから、声を出せるようになりましたー!』って言う役割でした。ののた(奥村)が言ったように、テーマパークの人みたいな気分で楽しかったです」と笑顔を見せた。
今回の「フジテレビ・ミステリーツアー」での謎解きは難易度が高かったようで、的場は「ゴール地点にいたんですけど、『たどり着けなかった!』っていう人がたくさんいました。1回だけ虹コン主催で謎解きイベントをやったことがあって、その時もすごい難しかったんですけど、今回も相当難しかったみたいで」と話す。
そんなファンの様子について、「普段、見られない顔が見られました。顔つきがマジな感じで」(奥村)、「顔つき、違かったよね」(根本)、「険しい顔してた」(的場)とコメント。さらに、「あと『この人は頭がいいんだ』とか、いろんな見極めをしてました。普段は分からないことが知れて楽しかったです」(根本)、「深いところまで知れた感じがします」(奥村)と、いつもと違うファンとの触れ合いを喜んだ。
3人は、「またやりたいです! 次は、自分たちも参加できたら楽しいなって」(的場)、「一緒に謎解きしたいね」(根本)と次回に期待。的場は、「ミステリー“ツアー”ということで、虹コンがバスガイドみたいな感じで案内人役をして、みんなで回れたらもっと楽しいんじゃないかなって思います。もちろん、ライブもやって!」と希望を明かす。
奥村からは、「フジテレビでは夏に大きなイベントがあるので、そういう場で何かやりたいですね。今日は虹コンのことが好きな人が多かったと思うんですけど、それ以外の人たちとも『ミステリーツアー』みたいなのができたらいいなって思います」さらなる希望が。
根本が「虹コンきっかけで、脳を柔らかくしてもらって」と言い出すと、「ゆくゆくは、虹コンが作った『脳トレ』みたいなアプリを」(的場)、「アプリ、作りたいね」(根本)、「ピクシブだから」(的場)、「できる、できる」(奥村)と野望がどんどん膨らんでいき、的場は「こんなに膨らむとは思わなかった(笑)」と笑った。
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